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一流のこだわり・一流の技術

みなさん、こんにちは。
ついに雪が積もっていきそうです。
昨年富山の冬を初めて過ごしましたが、例年になく雪が降らなかったみたいで、
今年こそと覚悟しております。
雪かきで日ごろの運動不足を解消していきたいと思います。

さて、先日吉岡監督とこんなところを訪問しました。

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そう、南砺市にあります「バットミュージアム」です。
王貞治さんや長嶋茂雄さんをはじめ、往年の名選手たちの実使用のバットが
所狭しと飾られています。

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バットというのは実際に手に取ってみると、長さや重さが違ったり、ヘッドの部分がくり抜かれていたり、グリップの太さが違ったりと、その選手に合うように作られているということが、ここに行けばよくわかります。吉岡監督のジャイアンツ時代に使用していたバットも飾られていました。
吉岡監督はバットをどのように選んでいたのでしょうか?
ある選手のバットを使ってから活躍できるようになったとか・・・!!果たして誰のバットでしょうか?

その答えは、後日とある冊子にてこの取材の様子が取り上げられますので、そのときのお楽しみにしてください。

「バットミュージアム」を見学させていただいたあとは、なんとバット工場を見学することができました。
見学させていただいたのは株式会社ロンウッド様の工場です。
NPB選手のバットをはじめ、ゴルフの石川遼選手の素振り道具として有名になった、素振り棒「心気体」もここで製造しています。

木材がバットの形に削られている様子や、選手からの注文書などを見せていただくことができました。

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驚いたのは、バット工場で女性の方が活躍されていたこと。
南砺市にはバット工場がたくさんありますが、どの工場でも女性の方が働いているそうです。

バットのデザインは機械が全てやってくれるものだと勝手に思っていましたが、そのほとんどの工程が手作業・・・。
とても繊細な作業でした。不器用な私には難しいだろうなと感じました。


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こちらは「スラッガー」のロゴを印字する工程。
こちらも一本一本手作業で行っていました。
そして、誰のバットの作業をしていたかといいますと・・・

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阪神タイガースの上本博紀選手でした。
今年の大躍進のカギを握っていたのは、なんと南砺市のバット工場のおかげでした!
ほかにも、福岡ソフトバンクホークスの本多選手など、たくさんのNPB選手のバットを手がけていました。

南砺市にバット工場があるのは知っていましたが、そのどれもがNPB選手からの依頼がくる工場だとは思っていませんでした。勉強不足でした。

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最後に株式会社ロンウッド様から吉岡監督へ素敵なプレゼントをいただきました。プライベートでゴルフをする吉岡監督へ、あの「石川遼選手」も愛用の素振り棒をいただきました。これで吉岡監督のゴルフの腕前はレベルアップ間違いなしです!!

今回、大変お忙しい中、ご案内いただきました「バットミュージアム」館長の嶋様、「株式会社ロンウッド」の池田様、大島様、誠にありがとうございました。

サンダーバーズの選手から、株式会社ロンウッド様にてバットをオーダーし、NPB球史に残る活躍を遂げ、そのバットを「バットミュージアム」に飾ってもらえるような選手がでることを祈っています。

スタッフ SUGENO

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