プロフィール

富山サンダーバーズのスタッフが、チームからのお知らせ、イベント報告などを随時更新!

2012年07月 アーカイブ

2012年07月30日

カギかけキャラバン in 富山北&上市

先週は2つの地域でカギかけキャラバンに選手が参加致しました。

まずは川畑選手と岡野選手が富山市の岩瀬スポーツ公園にて岩瀬中学校野球部の生徒と一緒に呼びかけを行いました。


走行中のドライバーの皆さんに「カギかけんまいけー!」と大声でアピール。中には手を振り返してくれる方もいました。

その後は岩瀬中学校に戻って野球教室を行いました。

川畑投手は投手陣の指導。一人一人時間をかけてじっくり教えてました。

一方岡野選手はバッティングの指導。一年生はまだ体が小さく、フォームもまだまだという感じだったので集中的に指導してました。
1時間程の短い時間でしたが、岩瀬中学校野球部の皆さん、そして富山北警察署のみなさん、ありがとうございました。


それから別の日には隆史選手と高橋選手が上市町立相ノ木小学校のグラウンドで、スポーツ少年団の相ノ木ッズと共に野球教室を行いました。
最初にカギかけ宣言をおこないました。

隆史選手は学生時代急いで自宅に帰って自転車にカギを掛け忘れたら次の日に無くなっていたそうです。自宅であっても自転車のカギはちゃんと掛けましょう。

野球教室前半は高橋選手がバッティングの指導。

そして隆史選手はゲーム形式の中でピッチングの指導です。

当日は非常に暑い日でしたが、子供たちは声を掛け合ったり、応援歌を歌ったりととっても元気でした。

後半は高橋選手が内野の守備練習、隆史選手は投球フォームについて指導しました。


この2人、指導方法が対照的。
高橋選手はストイックで真面目。隆史選手は子供達と会話しながら楽しく教えていました。

コーチの方曰く「野球遊びをしていただいた」ということで、本当に野球を楽しんでもらえたと思います。
相ノ木ッズの皆さんおよび保護者の皆さん、そして上市警察署の皆さんありがとうございました。

2012年07月24日

1勝1敗・・・雨天中止

週末3連戦を振り返って、先ずもって皆様に謝罪致します。
20日のナイター戦を雨天中止にしましたが、天候が回復し、試合開始予定時刻の18:30には試合ができる状態でした。1時間100ミリの記録的豪雨や各種警報、天気予報や雨雲予測を注視し、出来うる限り開催の方向で粘りに粘って試合開始直前に中止を決定致しましたが、私の判断ミスでした。雨の中ご来場いただいた方、遠方からご来場いただいた杉山ファンの方、ご来場の判断をお待ちになられていた方、並びにロキテクノ様や出店業者様、そして石川ミリオンスターズ様、本当に申し訳ありませんでした。
球団代表 味方 健二郎

さて、21日@オリスタでは、2:8の惨敗。
3回表無死1塁の場面で雨脚が強くなり2時間21分の中断を余儀なくなれる。
先発の杉山・杉山は2時間超の中断を挟んでの続投であり、3回表裏の各1点は誰も攻められないが、惜しまれるのは1点を先制し1死1・2塁ジョニーの打席でフルカウントからの空振り三振盗塁死のWプレー。積極的なプレーで作戦に間違いは無いが、せめてバットに当てて欲しかった。右投手対左打者でもあり“せめてバットに・・・”
3回裏に先頭に2塁打を許し1点を返される(これも杉山が2時間超の中断後で致し方ない)。
問題は4回裏の4失点である。見逃し三振、空振り三振で2死をとり、四球、安打、死球で2死満塁→走者一掃の2塁打で3失点。雨天中断後でもあり、リズムや感覚が気持ちに微妙なズレが出てしまうのは致し方が無いが、それは相手の杉山投手も同じ事。四球、(安打)、死球は苦しかった。
2時間21分の中断中、集中力を切らさないように懸命に努力している杉山兼任コーチの姿を見ていただけに、3回を1失点で凌いで、4回2死をとって若干の緩みがあったのかもしれない。そう考えるとあまり攻められないような気もするが、ここが試合のポイントであったことは事実である。

22日@美浜では、5:3の逆転勝利。
初回にヒット→盗塁→ワイルドピッチで先制され、2回にヒット→ワイルドピッチ→ヒットで追加点にエラー絡みで3点のリードを許した時は、福泉投手の調子を考えれば“苦しい”のが本音だった。5回に2点を返し、リリーフが今現在BCLNO.1投手かもしれない森本投手。連打は望めず福井MEが勝利を取りに来た継投であったが、制球の定まらない中、カウント3−0から日野が同点ソロHR。大陽の2塁打で森本投手から逆転した事は大きい。富山投手陣は、5回1死2塁で高塩にスイッチ。先発投手にとって5回を投げきる前の投手交代は1点負けているとは言え思い切った交代である。(※先発投手は5回を投げ切らないと勝利投手の権利がない)高塩→元気の継投で無失点で凌ぎ、高塩に3勝目、元気に初セーブが付く好内容であった。
この試合では、4回1/3で昨年チーム最多勝利の百合を降板させた采配が、即ち勝利への執念が少しだけ勝った結果が勝利に繋がったのであろうし、福泉→森本→藤井の徒手リレーは、恐らくBCL屈指の投手リレーであり、この投手陣から5点をもぎ取ったことは、今後の大きな自信になる。

打線に関しては、大きな不安を感じることもなく、ある程度戦って行ける目処は立てられた。
投手陣は、前期からの課題である“無駄な四死球”の課題が克服されていないが、一朝一夕に克服されるものでは無いだけに、一歩一歩前進するしかない。7月は凌ぎながら勝利を拾い、8月は修正された投手陣と隙の無い打線で勝利を取れる試合が期待できそうだ。
フロントとしても、更なるチーム力アップの為にの(実現するかどうかは別として)補強を検討し、2008年以来の後期優勝を勝ち取りたい。
チームもフロントも一丸となって勝ち取りたい。

2012年07月22日

カギかけキャラバン in 砺波

今年度も「カギかけ隊員」として富山県の防犯に貢献していく富山サンダーバーズ。今年第1回目のカギかけキャラバンは砺波市のショッピングモールで行われました。
今回参加したのは坂間選手と百合選手。地元の防犯パトロールの方と一緒に買い物客の方にカギかけを呼びかけました。


呼びかけの後、警察の方と一緒にショッピングモールの駐車場に駐車してある車のカギかけチェックを行いました。そんなに多くはないですが、確かに鍵のかかってない車がありました。
また鍵はかかっているが窓は空いている車が見られました。当日はいいお天気だったので車内が熱くならないようにと窓を開けたままにしていたと思うのですが、これでは簡単に車内の物を盗られちゃいます。
車を運転する皆さん、車を離れる時に鍵をかけるのは当然ですが、窓の閉め忘れにも注意しましょう。

「夢のミカタ」入善町野球教室

入善町教育委員会主催の入善町未来のトップアスリート育成事業「夢のミカタ」に富山サンダーバーズ選手が講師として選ばれ、先日入善町飯野小学校で行われた第1回目の野球教室に菊地、日野、駒井の3選手が参加しました。

今回参加したのは入善町の飯野シャークス及び有磯野球スポーツ少年団の計37名。

まずはアップ、ストレッチ。


(いじめじゃないですよ〜)
そして恒例のサンダーバーズ動体操に移るんですが、保護者の皆さんは始めて見るトレーニングに興味深々でした。

さて練習ですが、低学年と高学年では体格差、技術差があるので別れて練習します。

日野選手が2,3年生にボールの握り方や基礎的なキャッチボールの仕方を教えました。
当然ながらうまく出来ないのですが、少しづつボールに慣れていく事が大切ですね。

高学年生には菊地選手がピッチング指導、駒井選手がフィールディングの指導を行いました。


高学年生には体が結構大きい子もいて、かなりいいボールを投げたりしてました。将来が非常に楽しみです。

最後にバッティング練習を行いました。

暗い中でのバッティング練習だったのでボールがよく見えずうまく出来ない子がいたのですが、前の子がバッティングしている後ろでタイミングを合わせてスイングしている子がいて非常に印象的でした。

入善町未来のトップアスリート育成事業「夢のミカタ」は入善町のスポーツ少年団6チームを対象に今後5回行う予定です。決して回数としては多いわけではないですが、子供たちがなにか感じてくれたら嬉しいですし、この中から10年後のプロ野球選手が生まれることを期待したいです。

富山サンダーバーズはプロ野球選手を夢見る野球少年を応援します!

【学校訪問】高岡市立成美小学校

先日、高岡の成美小学校に高岡出身の西川と有澤の両選手、そして高橋、島袋、板倉選手の5名が訪問し、5年生と6年生の体育の授業に参加し走り方・投げ方の指導を行いました。


走り方を担当したのは西川、島袋選手。
西川選手の指導は相変わらずうまいです。そして島袋選手の動かない具合も相変わらずでした(苦笑)

投げ方担当は有澤、高橋、板倉選手。
今季入団の3人でしたが、有澤が選手がリードし、高橋、板倉選手が補佐してました。

授業後半は選手と一緒に遊ぼう!ということで、グラウンドと体育館に別れて生徒と一緒に遊びました。
グラウンドでは島袋、高橋、有澤選手が青空の下でキックベースを楽しみました。

島袋選手にもようやく笑顔が!

西川、板倉選手は体育館でドッジボールです。

風のない体育館はかなり暑そうでしたが、板倉選手は爽やか笑顔のままでした。


3年連続となる成美小学校への訪問でしたが、今年も楽しく生徒のみんなと交流が出来ました。
5、6年生のみんな、教職員の皆様、本当にありがとうございました。

2012年07月17日

後期開幕3連戦の課題と手応え

後期開幕3連戦を終えて、1勝2敗の成績であった。
北陸地区全3球団が1勝2敗で終えた為、差がつかなかったことは幸いであったが、前期の反省として挙げた”無駄な四球(四死球)”と試合について考えてみたい。

14日:3=6(被四死球)−3(与四死球)
後期開幕戦は苦しい展開であった。完璧な投球を披露していた百合が6回に突如4失点するが、先頭の萩島選手にストレートの四球を与えてから。7回のメサも簡単に2アウトを取りながらストレートの四球→次打者伊藤選手は直球一本のスイングで2ランHRを被弾。粘り強く結果勝利したから良かったようなものの、“また無駄な四球から”な展開であった。もちろん、8回・9回の攻撃では、逆方向への打球が目立ち、チーム全体で得点する意識の高さが生んだ逆転サヨナラ勝利であったことを付け加えたい。

15日:1=6−5
15日は帯同できなかったが、初回の2HRが大き過ぎる。継いだ菊地の復調と、勝利の為に中継ぎに配置転換された元気が良く投で追加点を許さなかった事が後半の粘りを生んだ。
6回に3点を返した場面も、安打は2。四死球は3である。群馬さんにとっては“無駄な四死球”で富山の反撃を許す形であったことは言うまでもない。
結果敗戦だったものの、大きすぎるビハインドを諦めずに詰め寄ったチームには手応えを感じられる敗戦でもあった。勿論、ローテーションの軸として期待する高塩のコンディションが気になるところではあった。

16日:−7=4−11
球審によってストライクゾーンは少々異なる。公認野球規則に則れば、どなたが球審をしても一定であるはずだが、球審も人間であるし癖もある。先発投手と捕手の初回は当該球審のストライクゾーンを確認しながら組み立てなければならない難しいイニングでもあると言える。この試合に関してはメサの独り相撲と言わざるを得ない。被安打2、四死球7、失策1で7失点であった。5つの四球のカウントは、3ボール−0ストライク、3−2、3−1、3−0、3−0であり、3人には1球もストライクが入らなかった。死球も2つ与えているが、1−1、1−0からである。試合後“ストライクゾーンが”と言っていたようだが、残念ながら初回においてストライクゾーンの言い訳は通用しない(先頭打者から三振も奪っているのだし)。しかしながら、メサは無敵とも思えるピッチングから突如崩れたり、安心して見ることのできない投手ではあるが、それを差し引いて余りある魅力、即ちスピードボールとスライダーのキレがある。期待せずにはいられない投手ではあるのだが、この日はいただけなかった。
四死球差が−11であったにも関わらず3点差で試合を終えたことに関しては、悪いながらも抑えた高塩。恐らく5・6イニングスのテストを兼ねた百合。球威の戻ってきた武蔵の投手陣と諦めないチームの姿勢あってこそ。9回に1点を返した攻撃も逆方向へつなぐ意識が高い攻撃であわやの場面を作ったことは評価に値する。

前期シリーズは、投手陣が好投しても野手陣が。野手陣が点をとっても投手陣が。そんな噛み合わせの悪いシリーズであり、数字だけを見れば、とても借金をしているチームの数字とは思えなかったのも事実だ。
後期は開幕戦で逆転サヨナラ勝利。
スタートダッシュはならなかったが、6月以降表現できるようになった“粘り強く、諦めず”戦うスタイルが定着しつつあるように感じる。
3戦を終えて北陸地区は1勝2敗のゲーム差0。
富山はスタートダッシュ出来なかったが、石川も福井もスタートダッシュ出来なかった。
まだまだ差はなく、3チームの戦力を比較しても、1チームが独走するような展開にはならないだろう。恐らく、優勝争いから脱落するのはケガ人が出たチームになるのではないだろうか。アクシデントの無いシーズンなど無いが、アクシデントをリカバーすることが出来るチームは“チーム力”が高いチームだ。
我々が“無駄な四球”を出さず“粘り強く、諦めない”チームであり続ける限り、優勝争いから脱落することは無いだろう。そんな手応えを感じた開幕3連戦だった。

2012年07月12日

JJの退団

今シーズン4人目の退団者を出してしまった。
#23 JJこと、ジャスティン・ジャスティス
来日が遅れたのも左膝の怪我が原因だった。
左膝がほぼ完治し”さぁ、これから”と思ったら、次は右膝をやってしまった。
言葉も文化も違う異国の地で、野球をしに来たのに野球ができないストレス。
チームに貢献できない不甲斐無さ。
本来の自分を見せられない悔しさ。
想像するだけで辛かったと思う。
前期が終了し最下位に終わったチームとしては
戦力の分析と再構築が急務であった中、
このような結論になってしまったことは本当に残念ではあるが、
JJとチームの為を思えば最善の結論であったのではないだろうか。
今でも、JJの膝に問題がなければ、BCLトップクラスの選手であり、上のレベルでやれた選手だと思っている。それだけの能力はあったと思う。
様々な事情で実力を発揮できない選手は沢山いる。
身体的なケガ
精神的な問題
様々な環境
そして、選手のレベルが向上したこと
BCLのレベルそのものが向上したこと
認めてくださらない方もいらっしゃるかもしれないが、
我々はプロ野球チームである。
野球をさせていただき、ご飯が食べられる。
会場に足をお運びいただいたファンの皆様
株主、スポンサー、後援会の皆様
各種ご配慮をいただいている自治体や団体
皆様に支えていただいてプロ野球をさせていただいている。
我々が支えていたいだいている皆様に野球チームとしてお返しできること
それは勝利であり優勝である。
後期は一切の妥協なく、勝利に拘ります。

2012年07月09日

BCLオールスター戦

7月8日13:00@アルペンスタジアムにおいて、5年ぶりのBCLオールスター戦が開催されました。
心配された天気も徐々に回復し、3回が終わる頃には快晴と言っても差し支えない天気に。
とにかく、無事に終わってホッとしました。
まずもって、特別協賛を頂戴したルートインホテルズ様、主催いただいた北日本新聞社様、様々な商品をご協賛賜ったヘルストロンの白寿様、来場者プレゼントをご用意いただいたファイテン様に御礼申し上げますと共に、ご来場いただきました6球団のファンの皆様、本当にありがとうございました。

さて、BCLオールスター戦イベント担当者の情熱により、イベントは盛り沢山の内容でした。
HR競争での場外HRに驚愕しました。特に島袋の飛距離にはビックリしました。青木兼任コーチもマデラ選手もちょっと化け物(失礼!)でしたね。
宮澤選手は、他の3人の化け物(失礼!)と一緒の舞台で少し可哀想な気もしましたが、1本きっちり打ってくれました。
マスコット写真撮影会は、情熱的なイベント担当者の一押し企画でしたが人気だったことに大変驚きました。ライティーは突然の始球式指令に驚いていたようですが・・・。
チャリティーオークションも諸問題はありましたが沢山のご支援をいただき、AEDを購入する事が決定しました。本当にありがとうございました。
試合は殆ど観れませんでしたが、ピッチャー俺に代打俺だけは仕事をサボって観ることができ、ファールを観た時に”もしかしたら”と思ったのは私だけだったでしょうか。
これもオールスターならではの夢企画。
スコアを見れば、元NPB選手+外国籍選手+横浜招待選手の圧勝。
オールスターと言えば、ストレートの真っ向勝負!が日本的ですが、外国籍選手には通じずメサが島袋、有沢を真剣勝負で討ち取ったみたいですね。

準備不足もあり、様々な方にご迷惑をおかけしながらも、先ずは開催したことに意義を見出し、来年以降の開催につなげてもらえれば幸いです。
さて、来年は何処で開催されるのか。楽しみです。

今週末14日から後期シリーズが始まります。
14日13:00は黒部後援会主催試合、16日13:00は小矢部地区後援会主催試合。
どちらも日頃お世話になっている後援会様の主催試合につき、負けられません。いや、勝たなければなりません。
10月末に皆様と一緒に笑う為に。
後期も宜しくお願い申し上げます。

2012年07月04日

2012前期シリーズを終えて

2012BCL前期を終了し、16勝19敗1分の北陸地区最下位であった。
結果について、株主、スポンサー、後援会、そして熱くご声援を賜ったファンの皆様に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
後期こそは優勝の栄冠を勝ち取る為、精一杯精進致しますので、変わらぬご支援、ご声援を賜りますようお願い申し上げます。

さて、前期の数字を振り返ってみたいと思います。
まずは野手陣から。
北陸3チームで比較すると、(※35試合終了時点の公式記録集計 BCL公式HPより)
石川…打率0.283(1位) 出塁率0.426 長打率0.354 塁打数419 四死球159
福井…打率0.251(5位) 出塁率0.340 長打率0.301 塁打数351 四死球97
富山…打率0.273(3位) 出塁率0.420 長打率0.352 塁打数415 四死球163
上記の数字だけを比較すれば、石川と富山の攻撃力は“僅差”である。打率は1分落ちるが、四死球(+犠飛)を含めた出塁率は6厘差。塁打数(塁を奪った数→単打を1、本塁打を4)は僅か4であり、四死球は4上回るから、四死球もアウトになる事無く塁を奪ったと考えれば、塁打+四死球数の差は“ゼロ”である。
しかしながら、平均得点は、石川5.4に対し、富山4.25と、1.15もの大差を付けられている。因みに福井は3.11であった。
この差は打点に如実に現れ、石川163得点点(4.66/試合)、富山130打点(3.71/試合)、福井101打点(2.89/試合)であり、総評すれば“塁にはよく出るが得点できなかった“すなわち残塁がリーグトップであり、残塁300を超えた唯一のチームが富山であった。
BCLトップクラスの(潜在的な)打撃力を持っているチームであったとも言える。

それでは投手陣はどうたったのか。
石川…防御率3.48 平均被安打9.40 平均与四死球3.37 平均被安打+与四死球12.77
福井…防御率2.29 平均被安打7.29 平均与四死球3.66 平均被安打+与四死球10.94
富山…防御率3.92 平均被安打8.63 平均与四死球4.69 平均被安打+与四死球13.31
飛び抜けて福井が優秀な投手陣を誇っていることは数字上も疑いの余地がない。
では、ぶっちぎりで優勝した石川との差は何処にあるのか。
平均被安打では0.77本少ないのに、防御率は0.44高い。答えは与四死球しかない。
即ち、平均被安打+平均与四死球が、石川12.77に対し富山13.31と逆転し、平均失点も石川4.45に対し富山4.66になってしまう。
ヒットは打たれないが、四死球で自滅しているのが富山の特徴とも取れる。

我々が最下位になった理由を数字で調べてみると、ぶっちぎりで優勝した石川との差は“殆ど無い”打撃陣も投手陣もほんの僅かな差しかみつからない。
このほんの僅かな差の何を反省し、改善するのか。どこに重点改善条項を求めるのか。
これが後期優勝の鍵を握る。

石川との差が殆どないのに、6ゲーム差を付けられた。
そこには、チームの勢いが関係しているのではないかと思う。
監督インタビューで“余計な四球(死球)”がよく聞かれる。
ビビッて逃げた(ように見える)四球や、全然タイミングも合ってない打者に対して四球を出したりすると、やはりチームの勢いは削がれてしまう。
逆に、四球を過剰に恐れるあまりに腕が振れなくなっての痛打も同じ事が言える。
4月・5月に逆転負けを喫する事が多かったが、振り返ってみると殆どが“四球”絡みで逆転を許している。余計な四死球を与え、過剰なコントロールへの意識によって痛打される。
石川のマデラ選手や謝敷選手は確かに素晴らしい打者だ。シチュエーションによっては“シングルヒットOK”の場面でも過剰に意識して四球を出したケースを何度も見た記憶がある。もちろん、2番謝敷、3番マデラ、4番笹沢と続く強力打線は恐ろしい。一つ間違えばスタンドに放り込まれる力を持っている。それでも前期終わってみればマデラは3HR,謝敷は2HRであった。(もちろん徹底マークされた影響もあったのだが)
イメージと数字には、これ程までもギャップが存在している。

前期を終了し、数字だけを見て反省してみると、我々は相手に対して過剰な敬意を持って戦っていたのではないだろうか。
石川はリードしても安心できないし、ミスしたら許してくれない。
福井に先制されたら逆転は難しい。
もしかしたら、敬意=先入観が選手の身体と気持ちを縛り付けていたのではないだろうか。
もちろん、我々フロントの人間も含めて。
数字は嘘をつかない。
大事なところでのエラーが強く印象に残ってしまい、守り勝つ野球とは程遠いのでないかと考えてしまうかもしれないが、BCL最少失策は我々だ。
我々富山サンダーバーズは、当初の予定通りの戦い方を貫き、勝敗以外の数字には、その哲学が浸透しつつあることが伺える。
“このチームがそんなに負けるはずがない”と言い続けてきたし、その考えは今も変わらない。
選手達は、もっと自分の力を信じても良いのではないか。(数字だけを見れば)差は僅かしかないのだから。
その僅かな差を埋める事が出来れば、充分戦えるし、優勝も狙える。
数字は技術力の差が表れるものだと私は考えているのだが、技術が劣っていないのに勝敗に差が生まれている現状を考えれば考える程、辿り着く結論は“相手への過剰な敬意”がもたらす四死球や大事な場面での失策と凡打ではないのだろうか。

後期に向けて、選手達には自信を持って戦いに臨んでもらいたい。
技術(数字)の差が僅かであれば、その差を生んだのは気持ちしかない。
消極的なプレーの結果としての四死球や大事な場面での失策や凡打。
積極的なプレーの結果としての浴びるヒットや失策や凡打では、勢いに差が出るのは当然だ。
“何だよ。ビビルなよ”と思われるのか
“今のはチャレンジしたからしょうがない”と思うのか
この差がチームの勢いにもたらす影響は大きいと思う。
最下位では言う資格も無いのかもしれないが、改めて数字を整理してみれば、充分戦える戦力は整っている。
強い気持ちを持って戦う事。
だって、嘘をつかない数字は差が無い事を証明しているのだから。
皆様、後期は期待して下さい。俺達の選手はやってくれますよ。

Powered by
Movable Type 3.35