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富山サンダーバーズのスタッフが、チームからのお知らせ、イベント報告などを随時更新!

2012年11月 アーカイブ

2012年11月26日

シーズンオフの就業

11月3日をもって、球団公式行事が全て終了し、シーズンオフに入りました。
ある選手は実家に戻りトレーニングと仕事
ある選手は雪が降るまで立山で練習
ある選手は富山の企業にお世話になりながら夜に練習と
様々なスタイルで来季への充電と更なるトレーニングに励んでおります。
更に、退団した選手の中には、コロンビアで奮闘している坂間や
懸命に就職活動に励む者もおります。

一般的に考えれば、野球ばかりしてきている選手達を
オフシーズン限定で雇い入れていただく事は困難だと思います。
11月〜2月の4ヶ月間だけの就業
1ヶ月は見習いとして、戦力になった途端に年末年始休暇があり、あっと言う間に就業終了日がやってくる
お世話になっている企業の皆様には、本当に感謝の言葉しかありません。
富山サンダーバーズが野球を通じて地域貢献していることへのご理解をいただいているからこそ
週末の野球教室や地域貢献イベントへの派遣についても快く送り出していただけます。
本当に感謝の言葉しかありません。

シーズン中は”野球をさせていただける感謝”を基準に選手と話します。
その行動や態度・言動が、野球をさせていただいている我々にとって相応しいのか。
疲労、勝敗、様々な要因から100%を保ち続けることは難しいが、精一杯それに応えているのかどうか。
我々のレベルの野球を”観させてやっている”はずはなく”観ていただいている”
それに応える為には、今できる精一杯の野球、態度、言動、行動をすることが必要だと思う。
常々選手には、そんな感謝の心を学んで欲しいと強く願い指導している。

オフシーズンに就業させていただく際は、それらが一番学べる場であると考えている。
労働に対する対価として給与をいただいてはいるが、
先に述べた理由のように、受け入れていただいている企業様にとって
果たして正当な労働に対する対価を頂戴していると胸を張って言えるだろうか。
それらの報酬は、その労働に対する対価+富山サンダーバーズとしての活動、即ち、野球教室は地域貢献活動に対する対価も含んで報酬を頂戴しているのだと思う。
何故、短期雇用をしていただけるのか
何故、報酬を頂戴できるのか
何故、受け入れていただけるのか
労働に対して対価がある
当たり前の事ではあるが、労働に対して”正しく評価された対価”を得ているのか
受け入れていただいている職場には、諸先輩方が沢山いらっしゃるはずだ。
諸先輩方が汗水たらして一生懸命働いておられるからこそ、
我々が受け入れていただける場所を作っていただける。
野球をさせていただける感謝と
就業をさせていただける感謝のどちらが重いのだろうか。
それとも等しいのだろうか。
就業している選手達には、表面的ではなく、必死になって働き、それらを考えて欲しい。
そして、自分なりの答えを導き出して欲しいと強く願う。

野球をさせていただく事は簡単ではない
仕事をさせていただく事も簡単ではない
今、この時こそ人間として成長する絶好のチャンスである。
何に気付き、何を為すべきか。
3月に集まった時、人間として一回り成長したと感じる選手ほど
野球の実力が加速度的に伸びる。
これ程確かな実感は無い。
来シーズンの開幕時、そんな視点を持って選手達を診ていただきたいと願っています。

2012年11月20日

JA高岡 食と農ふれあいフェア

先日の11月18日(日)、高岡テクノドームにて食と農ふれあいフェアに、有澤選手と生島選手、そしてチアティーズが参加いたしました。

お足元が悪いにもかかわらず、開場から多くの方々がご来場くださり、大盛況でした。お昼からのチアティーズのパフォーマンスもステージ前の席は満席。立見がでるほどの盛り上がりでした。

パフォーマンス後には、地元高岡出身の有澤選手と、生島選手のトークショーがあり、こちらも多くのファンの方からあたたかいご声援いただきました。

また富山サンダーバーズのブースで選手やチアティーズとストラックアウトゲームに挑戦してくれた子供達とも楽しく遊んでいただくことができ、開場から順番待ちの列が途切れませんでした。
最後になりますが、イベントにご招待いただきましたJA高岡様、あたたかいご声援をいただきましたファンの皆様本当にありがとうございました。

2012年11月19日

BCL合同トライアウト @関西

生憎の雨天
室内練習場とブルペンに分かれてのトライアウトでした。
投手については、中山大氏にお任せし、野手を視察しましたが室内練習場でのトライアウトでは細かい点を把握することが難しく・・・。本当に難しい視察になりました。
お目当ての捕手については・・・
ピッチャーは・・・
関東、関西どちらの会場とは言えませんが、いました。
NPB優先枠を含めて5番目の指名と思っておりましたが、石川のハモンド投手が合格したとスポーツ新聞にて報道されておりましたので、6番目の指名になりそうです。
6番目までに、あの捕手とあの投手が残っているのか・・・。難しいだろうなぁ・・・。
実は懸案だった内野手は二遊間を守れるレベルの高い選手が地元枠で獲得できそうなので一安心。
この選手は中々素晴らしい選手でした。
ただし、地元枠と言えども、2つ以上の県に縁のある選手なので、富山を選んでくれるのかどうか。
まぁ、富山県出身の富山県育ちなので大丈夫だと信じてはいますが・・・。
外野手は相変わらず好素材が目白押し。こちらは心配ありません。

全てのトライアウトが終了し、他球団の動向を推測しながら指名選手を決めなければなりません。
あの球団は投手が
あの球団は捕手が
あそこは二遊間であっちはあれで
こっちもあれならどっちもどっちで
そんな推測や憶測を交えた会議を経て
30日のBCLドラフト会議本番を迎えます。
一昨年は、あいつこと武蔵を指名でき
昨年は、まさかの高塩を指名できました。
この二人は絶対に残っていないと思ってた・・・
ここ2年は一番評価の選手を運良く指名できるラッキーが続いています。
今年も一番評価のアイツを指名できないかなぁ・・・。出来ると良いなぁ・・・。

そして、今年こそ、USTREAM中継が出来るように頑張ります。
去年は途中で途切れてしまって・・・。
生中継出来なくても、後程動画と進藤監督インタビューは掲載しますので、皆様に楽しんでいただければ幸いです。

2012年11月13日

BCL合同トライアウト @東京会場

11月10日、11日と晴天に恵まれ、BCL合同トライアウトを視察して来ました。
高校野球ファンなら誰でも知っている選手が数名。
週刊ベースボールマガジン2012ドラフト直前大展望号に写真いりで掲載されている選手達。
NPBドラフト「主な指名漏れ選手」に上位で掲載されるような選手達。
やはり持っているモノは素晴らしい。
富山は5番目の指名(NPB優先枠が4枠)なので、この選手達には手が届きそうもありません。
もちろん関西会場の内容にもよりますが、まぁ、どうやっても、何をどう間違えても残ってないでしょう。
他にも、雑誌で名前を見かけた選手も多数。
3年前なら指名されていたであろうレベルの選手が、1次カットされてしまうまでにレベルが向上し、高校野球、大学野球名門校出身選手がズラリと居並ぶ光景は2007年には想像できないものでした。
我々の補強ポイントは、日野が内野手で使われることが濃厚なため、杉本一人になってしまう捕手。そしてピッチャーが補強ポイント。
杉本がケガをしてしまった時、もしくは杉本の座を脅かす存在を獲得しなければならない。
例年ピッチャーが上位指名を占める現状が続けば、5番目にNO.1捕手を獲得できる可能性も残されている。
関西会場が終われば、ドラフト戦略会議が始まる。
上述の選手は消えるものとして・・・。
兎にも角にも、関西会場でもしっかりと視察してきます。

2012年11月10日

NPB12球団トライアウト @仙台

11月9日@仙台
NPB12球団トライアウトを視察させていただきました。
”このレベルで戦力外”な選手も数人おり、
その中には野原選手もおりました。
富山サンダーバーズ出身第1号のNPB選手にして、
唯一の1軍出場選手でもあります。
富山在籍当時から、溢れるガッツと妥協しない練習
高い志でNPBの1軍を掴み取った野原選手
この日も、守備ではデカイ声を出し、
当然のようにライトでの守備テストは一番手
富山で愛された野原選手が、そのままそこに居ました。
過去6シーズン、延べ150人の選手と接しましたが
間違いなく野球への熱量ではトップクラス
可能性のある限り、無限の情熱でNPBで頑張って欲しい。
心からそう思えます。
そして、いつか選手として、もしくは指導者として富山に戻って欲しいと切に願っています。
残念ながら仙台で直接話すことはできませんでしたが、
野原選手に吉報が届くことを切に願うと共に
”いつか一緒に仕事がしたい”と改めて思いました。
いつも頑張っている人間には無用な言葉ですが、
頑張れ!野原!

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