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2012年09月 アーカイブ

2012年09月24日

元気→菊地→高塩→隆史

2012シーズンの公式戦日程が終了致しました。
最終週は3勝1分の成績を残せ、来季に繋がる内容でした。
最終戦の隆史のノーヒットノーランが注目されますが、忘れてはならないのは高塩の快投です。
22日ホーム最終戦、杉山・大陽引退試合
文字にするだけでも先発ピッチャーにかかるプレッシャーが分かります。
杉山に恥ずかしい場面で登板させる事は出来ない。
在籍4年、主将として苦労を間近に見てきた大陽に恥ずかしい思いはさせられない。
試合前の高塩は、いつも以上にピリピリしていて、とても話しかけられる状態ではありませんでした。
結果は、8回打者25人76球1安打1四球無失点の快投でした。
杉山の引退試合であり、最後のマウンドは譲る形になりましたが、5回に内野安打が出るまで”完全試合やっちゃうかも”と思うほどのピッチング。
凄みさえ感じさせるほどのピッチングは、高塩本来のピッチングでもありました。
試合後に雑談ではありましたが、前日に新潟の寺田投手の快投(1安打、打者27人完封勝利)と杉山兼任コーチ・大陽主将引退試合でもあり”やってやる”気持ちになっていたそうです。
はっきり言ってしまえば、コンディションさえ整えば、これ位のピッチングをしてくれる投手です。
ポテンシャルに疑いの余地はありません。
年間72試合+αの長丁場を乗り切るスタミナとコンディショニング
1シーズン苦しい思いをしたことを糧に、来季は安定した成績と夢への切符を掴む事が容易に予想されます。

さて、実は19日の石川戦の元気が良かった。
直接対決を制すれば、2位石川に0.5ゲーム差になる大事な試合。
程よい気合の乗り具合
自信に溢れて見下ろすようなピッチング
南投手の出来も完璧で、6回裏0死雨天コールドになりましたが、本当に見ごたえのある投手戦でした。このまま9回まで進行しても、引き分けは妥当な結果だったのかもしれません。
元気は気合が乗りすぎると力みに繋がり、慎重に入りすぎると躍動感が損なわれますが、本当にバランスが完璧に取れた姿でした。ナイスピッチング!
更に、21日の菊地も杉本の盗塁2刺殺や有澤の本塁刺殺に助けられながらではありましたが、伏兵ダイチに2ランHRを浴びるまでは素晴らしいピッチング。
そして、高塩の快投を挟んで迎えた23日
石川が敗戦し、勝てば2位浮上でシーズンを終えられる。
福井は17勝17敗1分で5割のかかる試合。
富山、福井双方共に消化試合ではない緊張感のある試合でした。
17日オリスタのピッチングでも褒めましたが、丁寧に丁寧に投げていた姿が印象的でした。
初回からカーブを有効に使い的を絞らせない投球。杉本の大胆且つ丁寧な配球も光りました。
4回先頭を日野のエラーで出塁を許すも、盗塁を杉本が刺し走者なし。
続く打者を四球で出すも完璧にコントロールされた球で見逃し三振、レフトフライで初めての走者を返すことなかった。
そして6回
2死を獲り、3順目に入った1番金森の打球は完璧な当たりのセンター返し。
隆史の顔面付近を襲う鋭い打球は隆史のグラブに”入った”ピッチャーライナーでした。
大記録にはラッキーが必ずあります。
この時点で”やるかも。やっちゃうな、これ。”の雰囲気が高まり、8回先頭の何でもないサードゴロをガチガチの岡野がエラー。
それでも隆史は”OK。次取ればOKだから”みたいな雰囲気でした。
球威は無い。
キレキレの変化球も無い。
己を知り、持てる武器を過信せずに戦った結果であり、腐らずに努力してチャンスを掴んだ隆史を2回連続で褒めたいと思います。ナイスピッチング!
敗戦処理から始まり、お母様への感謝を胸に腐らず努力し続けた隆史に、心からおめでとうと言いたい。
そして、その雰囲気をつくってくれたのは、前日の高塩の快投だったと思う。
どちらかと言えば、高塩のピッチングの方が浅い回からの”やっちゃう感”はあった。
守備陣も若干の緊張が見て取れた。
前日に予行練習が出来たからこその隆史のノーヒットノーランだったのではないか。
どちらにしろ、諦めず、腐らず、努力し続けたチームとして勝ち取ったノーヒットノーランであり、最後に石川を抜いての2位だったのだと思う。

これがこのチームでの最後の試合なのかと思うと、少し寂しい気がします。
開幕時には他チームに引けをとらないポテンシャルを感じ”こんなはずじゃない”と思い続けた苦しいシーズンでした。
酷暑でコンディションを崩す選手も居ましたが、それは他チームとイコールコンディション。言い訳にはなりません。
最後は素晴らしい試合で終わることが出来ましたが、不甲斐無い成績に終わった今季の反省と改善はこれからの最重要課題。
来季、苦しい想いをさせてしまったファン、株主、スポンサーの皆様にお返しをする為に、長く苦しいオフシーズンが始まります。
秋季練習は10月3日から。
選手は1ヶ月間地獄を見ることになります。
来季、皆様に喜んでいただく為に。
今シーズン応援をいただきました全ての方に、本当にありがとうございました。
今後とも宜しくお願い申し上げます。


2012年09月21日

引退選手インタビュー&会見映像(追加)

昨日20日に杉山直久投手兼任コーチ(#18)と大陽選手(#22)の引退記者会見を行いました。
会見は両名の人柄のに合って和やかな会見となりました。

言い訳が先となりますが、機材のトラブルで会見映像のアップに時間が遅れそうなので、代わりに球団代表による引退選手のインタビュー映像をご覧頂きたいと思います。

まずは大陽選手のインタビューをご覧下さい。


続きまして杉山兼任コーチです。

22日(土)のホーム最終戦では両者の最後のバッテリーが見られると思います。
選手キャリアの最後を笑顔で締めくくれるよう、熱い声援をお願い申し上げます。


《追記》
引退記者会見の映像も準備出来ました。合わせてご覧ください。

2012年09月19日

引退

シーズン終盤になると、試合終わり選手の表情が気になってくる。
練習も試合も一生懸命プレーする。
でも、試合が終わり、ベンチ裏に戻った時の表情を見ると何となく感じるものがある。
杉山兼任コーチと大陽が引退を決めました。
大陽は、今シーズンキャプテンの重責を担ってもらいました。
杉山兼任コーチは、1年でNPBに戻るために家族と離れての生活を決断してくれた。
本当に2人には感謝の言葉しかない。
最高の形で送り出してあげることは出来なかったけれども、笑顔で送り出してあげたいと思う。

明日20日に引退会見をさせていただきます。
動画は後日アップさせていただきますので、ご確認いただければ幸いです。
引退に至った理由や想いについては、ブログではなく、本人達の声をお聞きいただければ幸いです。

引退記念試合は22日(土)13:00@魚津桃山にて開催致します。
私自身も、入団時とは見違えるように上達した大陽のセカンド送球や右打ちが観られなくなる事。
人一倍野球に真摯に取り組み、決して偉ぶる事の無い杉山の勇姿が観られなくなる事。出来れば、全盛期の消えるような縦スラが観られることを期待しながらも、寂しい気持ちです。

2人とも、一人の人間として尊敬できる選手でした。
2人には、残り4試合、野球人生に悔いの無い様、全力でプレーして欲しいと願っています。
ご苦労様もありがとうも、今シーズンが終わるまでは言いません。
でも、この2人になら、笑顔で伝えられそうな気がします。

2012年09月18日

3連勝

時既に遅しかもしれませんが、やっぱり勝つと楽しい。
幾分かではありますが、気分も楽になります。
正直、連敗中は夜も中々眠れないし目も覚める。
ストレスが溜まると食べてしまうので体重も増加する等、本当に苦しい日々を過ごしました。
応援していただいている皆様にも、程度の差はあるかもしれませんが、苦しい思いをさせてしまった事に本当に申し訳ない思いで一杯です。

さて、3連勝の先発投手は
菊地、高塩、隆史でした。

菊地は丁寧に丁寧に投げて6回自責点2被安打6、奪三振は0で四死球が3の成績だった。
自責点2も疲れが見えた6回に2安打1四球を固められての2失点
奪三振が0でも抑えられた事が評価できる。
課題はスタミナと我慢。
そして、高校時代の球威を取り戻せるのかどうか。
即ち、メカニズムの修正こそが生命線を握るのかもしれない。

高塩は春先の球威が戻ってきており、万全の内容だった。
球数が増えたので完封とはならなかったが、見ていても何ら心配する必要のない投球。
球威があった春先に数々のスカウトの方から注目されただけのピッチングだった。
元々持っている投手としての要素については何ら心配がない。
課題は、一にも二にもスタミナ。
ポテンシャルに対する評価は非常に高い。
但し、1試合だけ好投しても夢のスタートラインにつくことは出来ない。
スタミナがつき、1シーズンローテーションを守れれば、結果は自然と付いてくる。
それが、夢へのスタートラインに付くことができる最低条件だろう。
オフの過ごし方がとても重要になる。

実は、一番感心したのは3戦目の隆史。
勝利投手にはなれなかったが、6回失点3自責1四死球0のナイスピッチング。
とにかく丁寧に丁寧に投げていた。
菊地のような球威があるわけではない。
高塩のようなキレのよい変化球があるわけではない。
自分の持てる力を最大限に発揮し、丁寧に丁寧に低目とコースを突いた。
討ち取るまでに球数を要するタイプなので、6回で降板することになってしまったが、想いとしては勝利投手を付けてあげたかったナイスピッチング。
決して潤沢なチャンスがあったわけではない。
敗戦処理を文句一つ言わず投げチャンスを待った。
数少ないチャンスを、自分の持っている力を過大評価することなく認識し、持ち味を発揮した。
以前、このブログで隆史を名指しで批判したことがある。
球威を出そうとコントロールが甘くなり、高目の抜け球が増え、当然の結果として痛打された時だ。
球威が欲しいのは理解できるが、現状認識が甘いとしか言えないピッチングだったからだ。
短所を伸ばそうとすることは悪くはないが、長所を消して短所を伸ばしたら、相対的にはマイナス成長でしか有り得ない。
野球だけではなく、仕事でも、私生活でも、全てにおいて正しい現状認識なくては成長は有り得ない事を再認識させてもらったことに対し、隆史には礼を言いたい程だ。
多分、入団してから初めて褒める。
隆史。ナイスピッチング。

3連戦を振り返って、ここまでレベルの高くなったBCLにおいて、
きっちり先発ローテーションを確保している投手からの大量点は望めない。
大量点を望めない中で何をするのか。
来季の巻き返しを見据え、残り4試合は重要な戦いだ。

勝利する為の姿勢と共に、皆様に注目していただきたいのは、有澤と島袋の打席です。
稲葉(新潟).343
有澤(富山).340
野呂(新潟).336
首位打者は、この3人に絞られました。
敢えて有澤には言いました”打ちまくってタイトルを獲れ”と。
タイトルも、ポジションも、勝利も、そして選手契約も、全ては与えられるものではなく、自ら獲るものです。
本塁打もトップ6本に対し、島袋は5本。
島袋はミートすればスタンドインするパワーがある。
力が入ってブンブン振ってる時よりも、軽い感じで打席に立って、軽い感じで引っ張る時の方が本塁打になっている気がします。

優勝やプレーオフ進出の権利はなくなりましたが、来季を見据えた戦いは続きます。
1シーズン応援していただいた皆様に少しでもお返しする為に。
選手個人はタイトルや来季の契約を勝ち取る為に。
残り4試合
精一杯戦おう

2012年09月12日

10連敗を喫して

本日10連敗を喫し、後期優勝の可能性が潰えました。
9連敗中のどん底のチームを平日のナイターにも関わらず応援いただいた皆様には、感謝の気持ちと申し訳ない気持ちで一杯です。

今シーズンも残り7試合となってしまいましたが、感謝の気持ちを持って精一杯戦い続けます。
今シーズンの低迷について、敗因を分析し、改善すべきては改善し、継続すべきは継続し、この屈辱を晴らす為に何を為し、為さないべきか、精一杯分析・検討したいと考えております。

ベンチ裏で泣き崩れる選手、顔を上げられない選手が沢山居ました。
選手達には、その気持ちを絶対に忘れないで欲しい。
お見送りでは、10連敗したチームに対し『次、頑張るぞ』『次、勝つぞ』と声をおかけいただいたファンの皆様の顔や声、その全てを忘れないで欲しい。
無念なのは選手達だけではない。
お金を払って、多忙な時間を割いて、長距離の移動をなさって応援して下さるファンの皆様の無念。
絶対に忘れてはならない。
今シーズン、私達は皆様を心からの笑顔になっていただくことは出来なかった。
絶対に忘れてはならない。

文章がバラバラになってしまい、申し訳ありません。
今シーズン応援いただいた全ての皆様に、感謝の気持ちと、申し訳ない気持ちで一杯です。
残り7試合。
気持ちの入った試合を見せてくれると信じています。
今シーズン応援下さった全てのファンの皆様、支えていただいている企業・団体・自治体等の皆様、
本当にありがとうございます。
そして、本当に申し訳ありません。

球団代表 味方 健二郎

2012年09月10日

9連敗

チームワースト記録を更新する9連敗を喫してしまった。
反省は沢山あり、言い訳すればキリが無いので、先ずは優勝の可能性を検証してみたい。

富山全勝は必須条件として、15勝20敗1分 勝率.428が基準となる勝率

ケース1:福井ME全敗戦の場合、福井対石川が4試合残しているので、
福井13勝22敗1分 .371
石川15勝21敗   .416

ケース2:福井MEが何勝まで耐えられるのか 対戦成績は3勝3敗1分の五分なので、直接対決2試合を勝利すれば同率でも上回ることになる。
但し、前期成績は福井が上回っているので、石川の優勝はNG
富山15勝20敗1分.428(8勝)
福井15勝20敗1分.428(2勝7敗)
石川15勝21敗  .416(4勝5敗)

結論から言えば、大変苦しい状況であることは間違いなく、逆転優勝となれば奇跡と言うほか無い結末である。
条件は厳しいが、石川、福井との直接対決を各2試合残している。この4試合に勝利すれば
福井が2勝5敗
石川が4勝3敗
の成績で優勝できる。
現在負ける気がしてないだろう新潟には最低でも勝利していただければ、
石川の4勝2敗は充分期待できる数字だが、
福井の2勝4敗は厳しい数字と言わざるを得ない。

しかしながら、数字上は残っている。
ほんの僅かな可能性かもしれないが、数字上は優勝の可能性を残している。
福井、石川との各2戦は何が何でも勝つ。
群馬、信濃との各2戦も何が何でも勝つ。
無理矢理アドバンテージを見つけるのであれば、石川の過密日程(ハワイ イカイカとの交流戦を含む2週間で11試合)と新潟戦を終えている事はアドバンテージと言えなくもない。
どのような結果になるにしろ、一戦必勝。
ローテーションもコンディションもケガも何も関係ない。
目の前の試合を勝つ為に全てを使い切る気迫と覚悟が求められる8試合が続く。

9連敗と言えども、25イニングス無失点のどん底は抜けた。
8日は1点差、
9日は3点差と言えども勝負は出来ていた。
本当に信じる事しかできないが、このままでは終われない。
選手も終わる事は出来ないと信じている。
チームもスタッフも、そして応援して下さる皆様も
苦しく辛い思いをされていると思います。
今は明日を信じて前を向くだけ。
手を抜いて負けたのではない
精一杯戦って負けたのだから、
下を向くことなく、明日を信じて前を向くだけ。
文字にすれば簡単だが、前を向くことは容易ではない。
それでも、前を向いて信じようと思う。
明日を信じて。

2012年09月07日

チアティーズ・スクール発表会(エリナより)

こんにちわ。チアティーズ・スクールの講師をしていますエリナです。

先日立山球場での試合にチアティーズスクールの発表会をさせていただきました。
途中、雨のため試合が中断したにもかかわらず最後まで応援してくださった皆様ありがとうございました。

当日は朝早くから演技位置の確認。
いつも練習はスタジオの中なので、あんなに広い球場に立つとキョロキョロしてパニックになりながらもリハーサルをしました。子供たちは元気な声もなかなか思うように出せず心配を残しながらもリハーサル終了…

 
そのあとチアティーズのリハーサル。
子供たちはチアティーズのお姉さんたちを見て「あんなふうになりたい!かっこいい!」と目をキラキラさせて話をしてました。
 
発表会は5回裏が終わってからの予定でしたが雷雨の影響で発表会ができないかもしれない状況にせまられました。
しかし、控え室で子供たちが一生懸命練習して、やる気満々だったのがお日様に届いたのか無事演技ができました。
リハーサルの時の心配は嘘のように子供たちは自信をもってとびきりの笑顔で踊ってくれました(*^O^*)
チアティーズのお姉さんたちからの刺激もうけたのかな。大成功でしたヽ(^o^)丿

子供たちが終わったあと「楽しかった」とホッとした笑顔でつぶやく姿を見て私も安心しました。
 
これからも元気いっぱい笑顔いっぱい練習してチアの楽しさをもっともっと教えていきたいと思います(^_-)

 
いつも球場に足をお運びくださる皆様、本当にありがとうございます。
皆様のあたたかい言葉は私達に元気と勇気をくれます!私達も皆さんを笑顔にできるようこれからも頑張ります。
これからもよろしくお願いします。

2012年09月03日

5連敗 自力優勝消滅

5連敗
そして自力優勝が消滅した。
本当に皆様に申し訳ない気持ちで一杯です。
先週末は、初戦、先制するも雨天ノーゲーム。
杉山兼任コーチの出来を考えれば5回まで空が持ってくれれば・・・。
土日は何も言えない敗戦。
情けない限りです。
先週末から、お見送りに出られる選手全員が出ることにしました。
期待し、酷暑の中声を枯らせて応援して下さるファンの皆様の気持ちを少しでもわかって欲しいからです。
私達は皆様に支えていただいて野球をさせていただいている。
勝利が全てではないが、今年は勝利に拘って補強も積極的に行った。
コンディショニングを考え、お見送りの人数を制限させていただいたり、勝つ為に皆様にご理解いただける範囲でコンディショニングを優先させていただきました。
今までの結果を考えると、この試みは失敗だったのかもしれません。
勝利した試合で喜んでいただいている皆様と接すること。
敗戦した試合で肩を落とし”次頑張ろう”と言っていただける皆様と接すること。
この責任は、発案者である私が決断したことであり、大きな責任を感じています。
勝つ為に、勝利することで皆様に喜んでいただく為に実施した施策だったはずなのですが・・・。
本当に申し訳ありません。
しかしながら、可能性が無くなるまで戦う事を諦める事はありません。
島袋が一塁に不細工なヘッドスライディングをした。
情けなくて、悔しかっただろうと思います。
4番の仕事を果たせずに不細工でも何でもいいから一塁が欲しかった気持ち。意地。
私は信じています。
表には出にくい選手達ですが、情けなくて、恥ずかしくて、悔しい気持ちを選手達皆が持っていると。
私は信じています。
このまま終わる選手達ではないと。
これから選手達が見せると私が信じている意地は
力むことではなく、背負い、感じ、発するもの。
決して逃げることなく、前を向き、逃げずに、泥臭く勝利をもぎ獲る選手達を獲得したつもりですし、今でもそんな選手達だと信じています。
勝利は選手の手柄。
敗戦は監督と編成担当責任者の責任。
俺は逃げずに立ち向かう選手だけを採ったと信じている。
誰が何を言おうと最後まで信じている。
俺が信じている意地を明日も明後日も見ることができると信じている。
自分を信じられなくなったら終わりだ。
俺は自分を信じているから、明日の試合が楽しみだ。
頼むぞ、俺が信じた選手達。

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