プロフィール

富山サンダーバーズのスタッフが、チームからのお知らせ、イベント報告などを随時更新!

2012年04月 アーカイブ

2012年04月24日

簑谷スポーツ振興会野球教室

先日、南砺市城端にある城南スタジアムでの野球教室に進藤監督、元気選手、七條選手、池田選手の4名が参加し、「城端ペガサス」25名に指導しました。

ベースランニング、キャッチボールの後、投手・内野手・外野手に別れて練習です。


ブルペンに戻って見ると進藤監督がキャッチャーとなり投手指導をしてました。

進藤監督の的確な指導で子供たちがどんどんいいボールを投げていくのがわかりました。
子供達にとってはものすごく貴重な経験となったでしょう。

その後バッティング練習へ。

ここでも進藤監督の指導が響きます。
「テークバックを大きく取って、思いっきり降るんだよ。ホームラン打ちたいでしょ!」
「ドーンと打て!」
「ビュンと振るんだよ!」
ピッチャーの子への細やかな指導とは対照的な言葉に個人的にびっくりしたのですが、その真意は最後に説明されました。

「将来甲子園に出場したりプロ野球選手に成りたいんだったら、今小さなヒットを狙うんじゃなくて、ホームランをどんどん打てるようにならないとダメ」
「目の前の勝ちも大事かもしれないけれど、将来プロ野球選手に成ることを目指して練習して欲しい」
将来の大きな夢の為に大きなスケールで頑張って欲しいという強いメッセージでした。

城端ペガサスのみんな是非大きく育ってプロ野球選手を目指してください。
そしてこのような機会を作ってくださった簑谷スポーツ振興会の皆様、ありがとうございました。


2012年04月23日

開幕2連戦

開幕2連戦を終えて、1敗1分のスタートであった。
先ずは、地元開幕戦。雨天、低い気温の中、ご来場いただき最後までご声援下さったファンの皆様に御礼を申し上げます。
本当に熱い応援をありがとうございました。

さて、肝心の試合については、収穫と課題の両方があり、監督がインタビューで言っていたように「悲観する内容ではない」のが本音だと思う。
先ず、収穫は勿論投手陣と新戦力と守備。
先発した元気と百合は、共に7回1失点で先発の役割を充分果たしてくれた。
「納得してない」と元気は言っていたが、結果を残しても満足しない向上心に感心しました。
百合は悪いなりに投げた。福井さんのミスに助けられた面も多々あったが、悪いなりに投げられるあたりに昨シーズン10勝を挙げた余裕があったのだと思う。
武蔵も昨シーズンの余裕からか、無死満塁にも動じず無失点。
菊地も淡々と投げて、淡々と抑えた。日程によっては先発のチャンスが与えられそうな好印象を残した。
メサは150キロに、144キロの動く2シームに、125キロのスライダー。
コントロールに課題を残すが、まとまってきたら引き抜かれるかもしれない・・・。そんな素材。
とにかく140〜146キロの2シームはちょっと打てないだろう。
最後に杉山。監督からは「年甲斐もなく力んで」と笑顔でいじられているが、流石の貫禄を見せてくれている。初戦にサヨナラ負けを喫してはいるが、1回2/3を被安打1。実際は打たれていない。どうしても”元阪神の18番”で見てしまうので、被安打0が当たり前だと思ってしまうが充分な結果を残している。本人は「全然ダメ」と言っており、ニコニコした中にも負けず嫌いとプライドが見えて頼もしい。

守備面は、2試合で1失策。内野は失策ゼロ。
22日の試合はじっくり観る事ができないので不明だが、21日の試合は記録に残らないエラーも内野はゼロだった。内野守備に関しては安心感がある。高橋、青木も安定感があり、特に松井の守備は特筆もの。素晴らしい。
21日は駒井がハンブルしてエラーが付いているが、11回裏で慎重に慎重を重ねた結果のハンブルだったので責められない。

課題は打撃面だろう。
開幕序盤は投高打低の傾向は当たり前。これから本当の生きた球に慣れるに従って打者の調子は上がってくる。
さて、記録上はどうだったのか。
21日が6安打、22日が8安打。悪くない。
打線は色々と組み合わせを試しているので、これから固まっていくのではないか。
特筆すべきは高橋だろうか。しつこい、粘っこい、パチンと打てる。相手にとって嫌なバッターだろう。
生島も9打数3安打。杉本はちょっと力みが目立つが1本出れば続きそうな雰囲気がある。
日野も代打で2打数2安打。代打の切り札としても、大陽を脅かす存在としても期待できる。

采配もエンドランあり、100%変化球での単独スチールあり。
多彩なサインで「何か仕掛けてくる」采配。
※島袋の単独スチールについては、サインだったのか個人判断だったのかは不明。
そして、2試合とも野手全員をつぎ込んでの総力戦。
日程が厳しいGWからは、隆史、坂間も活躍してもらわないと困る。
今シーズンは監督曰く「こんな戦いが続く」そうなので、こちらも相応の準備をいなければならない。

兎にも角にも、開幕2連戦を大きな問題も無く終えられた事。
手応えのある戦い方が出来ている事に安堵し、厳しい戦いが待ち受けている事に何故か心が弾んでいる事を嬉しく感じている。
反面、開幕戦713人については重大に受け止めなければならない。
フロントとして何が出来るのか。何をしなければならないのか。
5年間やり続けてきた事を掘り下げるのか再構築せざるを得ないのか。
25日は初の平日ナイター。
28日・29日はアルペンスタジアムでヤングドライプレゼンツ。
頑張ります。

2012年04月20日

開幕前日

明日、BCリーグ6シーズン目の開幕を迎える。
プロ野球なんて本当にできるの?と、失笑されたのが7年前。
無事6シーズン目の開幕を迎える事ができることを本当に嬉しく思います。
今シーズンの目標は”優勝”である。
これほどシンプルな目標もない。
普通は優勝する為の目標(これをクリアできれば優勝できる)を設定するものだが、そのものズバリを目標にするのは、いささか芸もなく、恥ずかしい想いも無くは無いのだが、これが最低限達成しなければならない目標であり、プロセスよりも結果の求められるシーズンであるから仕方ない。
OP戦・練習試合は3勝2敗1分であった。
練習生を使いながら、実力の分かっている在籍選手ではなく、新入団選手の力量を測りながらの成績でありながら、例年よりも手応えを感じるシーズンインである。
特に印象に残ったのは、監督の考える野球を実践しようとする選手達の姿勢。
ランナー3塁で意図の見えるセカンドゴロがあった。
記録上は凡打かもしれないが、意図して1点をもぎ取った打席は評価できる。
昨シーズンの前期中盤もそうだったが、内野ゴロで点を取れる時は強い。
”俺達は点を取れる”自信に漲って、プレーにも余裕が出る。
一打席、一球に意図があれば、成功も失敗も考える事ができる。
考える事ができれば、上達スピードが早くなる。
そんな想像が出来る打席が多く目に付いた事が、例年よりも手応えがある要因だろう。

BCリーグでは、ビジター開幕とホーム開幕のどちらを開幕投手と呼ぶに相応しいのか分からないが、明日のビジター開幕では元気が先発する。
強気な性格の元気であれば、開幕戦独特の緊張感を自分の力に変えてしまいそうな気がする。
勢いに乗った元気は相当手強いはず。
また、地元開幕戦は、順調であれば百合になるはず。
昨シーズン10勝を挙げ、10敗を喫した。
チームに貯金を造ってこその背番号48=エースである。
今シーズンへの意気込みも高く、早くから”開幕投手宣言”をしていたほど。
地元開幕戦で、先ずは貯金を一つ造って欲しい。いや、造るだろう。

打線では身体を絞り込んだ島袋を4番に、駒井、杉本のクリーンナップは遜色ない。
松井、生島、七條の出塁率が上がれば、高橋のしぶとさ、大陽の読みも冴えてくるだろう。
クリーンナップが返し、クリーンナップが内野ゴロで還ってくれば強い。

また、リードしていれば、充実の時を迎えている武蔵、156キロ右腕メサ(※OP戦で既に154キロを掲示)、最後は杉山が締める磐石のリレーが待っている。
従って、今シーズンは杉山の姿を観る回数が多ければ多いほど優勝に近い言える。

開幕を翌日に控えると、不安と興奮で眠れなくなるのだが、今夜はすっきり眠れそうだ。
進藤監督ならやってくれる。そんな確かな手応えを感じる。
明日、福井県営球場で2012シーズンが開幕します。
多くの皆様から叱咤激励を頂戴できれば幸いです。
叱咤激励の数が多ければ多いほど、優勝に近づきます。
今シーズンも熱いご声援を宜しくお願い申し上げます。

球団代表 味方 健二郎

2012年04月17日

激励会の御礼と後援会特典発送の遅れについてのお詫び

スタッフブログをご無沙汰しており、誠に申し訳ありません。
4月16日19:00@オークスカナルパークホテルにて激励会を開催していただきました。
富山地区後援会長 五本様、黒部後援会長 木島様 
ご来賓の衆議院議員 村井宗明先生、富山市長 森様 立山町長 舟橋様 舟橋村長 金森様
本当に多くの方々から激励のお言葉をいただき誠にありがとうございました。
皆様からの激励のお言葉で多かった文言は”勝つ”が圧倒的に多かったように思えます。
また、進藤監督からも”勝つ”が多く、2012シーズンに何が求められているのか、何を成し遂げなければならないのか。その全てが”勝つ”の一言に込められているように思いました。
本当に多くの激励のお言葉を頂戴し、チームもスタッフも、開幕に向けて大きな後押しを頂戴しました。
OP戦の成績も良く、手応えのあるシーズンインになりそうです。
今年こそ、今年こそ、今年こそ、皆様のご期待に応えられるような成績を残さねばなりません。
勝敗は紙一重。その紙一重を埋める為にチームは、選手は毎日精進しております。
しかし、その紙一重=1cmにも満たない差、距離が、グラブに届くか届かないか。ストライクかボールか。ヒットか凡打か。
選手だけでは埋められない紙一重の差を、皆様と共に埋める事が出来れば、2008年以来の優勝カップを奪還できるものと信じております。
開幕まで残り僅か。
1日、1時間、1分たりとも無駄にせず精進致しますので、
多くの皆様の応援の下、開幕ダッシュを決めるべく、多くの皆様にスタジアムで叱咤激励を賜れば幸いです。何卒宜しくお願い申し上げます。

また、後援会特典の発送が遅くなり誠に申し訳ありません。
先週金曜日に発送させていただき、開幕前には届きますので今しばらくお時間をお願い申し上げますと共に、何卒ご容赦賜れば幸いです。
ご支援いただいている身でありながら、本当に申し訳ありません。
皆様にもたらしてしまったご迷惑に対しては、勝利の二文字でお返しできるよう頑張ります。
地元開幕戦22日13:00 アルペンスタジアムにてお待ちしておりますので、今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
球団代表 味方 健二郎

2012年04月09日

練習試合の結果と懸念

4月7日(土)ロキテクノベースボールクラブ様との練習試合は、降雪等により残念ながら中止になってしまったが、
4月8日(日)伏木海陸運送野球部様との練習試合は、晴天にも恵まれ、無事試合をさせていただくことができた。
結果は4対1(10安打、2失策)で勝利させていただくことができ、貴重な実践の場を提供下さった伏木海陸運送野球部様に改めて感謝申し上げると共に、諸事情からWヘッダーでのグラウンド使用をさせていただいたHBC金沢様、石川ミリオンスターズ様にも改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。

さて、肝心の試合内容は収穫もありミスもあり、まだまだ実践不足を露呈した試合であった。
先ず、練習生4名が気持ちのあるプレーを見せてくれた。
彼らは選手と違い、給与も用具も提供されず、日々選手達と共に”選手契約”を目指し練習している。当然、BCL公式戦に出場することは”今のままでは”出来ず、練習試合等の少ないチャンスをモノにして選手契約を勝ち取ることが必要になる。

1番ライトでスタメン出場した有沢。
5打数3安打、1盗塁死。
目を引いたのは、2打席目。無死1塁でセカンドゴロを打つも、間一髪1塁はセーフ。
2死無走者と1死1塁では天地ほどの差があるが、地味で目立たない打席ではあるが目を引いた。
守備機会は平凡なライトフライを無難にさばき、問題ないように見えた。
高岡商業高校でもライバルであった西川和成とのライバル関係は今後も続きそうだ。
2回裏七條から交代した岡野。ご存知群馬DPの元選手。
選手として出場した経験のある岡野としては、他の練習生以上に契約が欲しいはず。
打席では2打数0安打、1等塁、1四球、1エラー出塁で出塁率5割。
四球で出塁し、即盗塁。エラー出塁し、駒井のライト前ヒット(ライトが捕球したがショートバウンドでヒット)もタッチアップ(記録上は安打での進塁)して3塁を陥れる好走塁。
最大の武器”足”を存分にアピールした。
羽根は9回に安打を打たれるも、ショートゴロWプレー、空振り三振で3人でセーブを挙げ、
若林も2打数1安打で1打点を挙げた。

新戦力も実績を残した。
野手陣では
生島は抜群のバットコントロールで2打数2安打。足もある、
高橋は安打こそ出なかったのもの、安定感のある守備は目を引いた。
青木は緊張からか守備でミスをしてしまったが、2打数1安打で素材の良さが際立つ。
杉本も振り回さず2打数2安打1打点。
投手陣では、
高塩が抜群のキレとコントロールで危なげなく、良い時の#21田中と言っても過言でなかった。
そして杉山兼任コーチも格の違いを見せ付けた。

また、既存選手では、隆史の成長が目を引いた。
ランナーを背負った時に課題は残るが、オフに相当厳しいトレーニングを積んできたのであろう事が伺えるナナイスピッチング。昨シーズンは本人も言っていたが”戦力になれなかった”が、今シーズンは貴重な戦力になりそうだ。
その他の選手は概ね順調に見えたが、坂間はコロンビアの疲れが少し残るのか・・・。

ミスがいくつかあったが、これは実践不足によるもの。
OP戦、練習試合、紅白戦を重ねれば、自然と解消される類のもの。
さして心配する程のことは無いと思う。

概ね安心して練習試合を観戦したが、懸念はこの試合の後にありました。
HBC金沢対石川MSの練習試合。
先発が松山(元横浜BS)、1塁マデラ、3塁ウィリー、左翼アセベド、代打ヤクブ・・・。
マデラは片手でレフトフェンス直撃、ウィリーは振り回さずに四球を選び、アセベドは当てただけで逆方向のあわやHR、ヤクブは結果こそでなかったものの・・・。
そして、更にこれでもかと、ベールは脱いでいないが、2011台湾プロ野球の前期MVP スティーブ・ハモンド投手(左腕)も入団した。
恐らくBCL史上に残る超大型補強を敢行しただろう。
今シーズンのライバルは福井かと勝手に思っていたが、石川は石川だった。

手応えのある練習試合
ライバルの補強に驚愕し
今シーズンも厳しい戦いが始まります。
勝敗を分けるのは紙一重
その紙一重を手繰り寄せる為に日々厳しい練習を積む選手達
それでも手繰り寄せられない紙一重の差を
スタジアムにお越しいただける皆様と共に手繰り寄せたい。
今シーズンこそ。
今シーズンこそ。

今後とも宜しくお願い申し上げます。

Powered by
Movable Type 3.35