プロフィール

富山サンダーバーズのスタッフが、チームからのお知らせ、イベント報告などを随時更新!

2011年08月 アーカイブ

2011年08月31日

芦沢さん

現横浜ベイスターズ ブルペンコーチの芦沢さんと昼食をご一緒させていただいた。
ご存知、前新潟アルビレックスBC監督の芦沢さんである。
芦沢さんは、設立初年度、石川MSの運営部長として裏方も経験され、BCLでも四国ILでも監督を務め、独立リーグの表も裏も経験された数少ない方である。
面倒見が良く、いつも”にっ”と素敵な笑顔で和ませてくれる方でした。

現在、横浜ベイスターズの成績が芳しくなく、色々とご苦労をされておられるようですが、そんな中でも真っ先にBCLの現状、先行きを心配して下さって、お心遣いにとても暖かい気持ちになりました。
独立リーグとは。
NPBから見たBCLとは。
BCLの選手とは。
地域貢献とは。
色々な意見交換をさせていただき、本当に有意義な時間を過ごさせていただきました。
そんな中でも、
『独立リーグの気持ちを忘れてはいけない』と、おっしゃられた時の表情が忘れられません。
野球をさせていただける感謝。
それは地域の皆様への感謝であり、恩返しをさせていただくことでもある。
勝利ももちろん大事だが、勝利が全てではない。
地道ではっきりと成果が分かるわけではないが、
感謝の念を持って、地域の皆様に恩返しをしなければならない。
監督も裏方も経験された方のお言葉でした。

学校訪問、施設訪問、清掃活動、野球教室・・・。
色々な地域貢献活動を行っているが、目に見える成果があるわけではない。
”これでいいのか?”と自問自答しながらの活動を続けるのは本当に苦しい。
芦沢さんとお話させていただき、改めて方向性が誤っていることはないし、感謝し、続けることが大事なんだと認識できた。

ある意味、BCリーグとしては優秀な人材を失ったのかもしれないが、その人材がNPBで活躍の場を得ていることも、とてもとても嬉しい。
芦沢さんの今後のご活躍を祈念しております。
そして、いつかまた、一緒に仕事ができることを楽しみにしております。
芦沢さん。貴重なお時間をありがとうございました。

2011年08月29日

8月21日の裁定について

本日付で、8月21日の裁定について、BCリーグよりお詫びが掲載されました。

【BCリーグHPより抜粋】
概要
 死球により投手と監督が退場になるケースは野球規則8・02(d)「打者を狙って投球すること」に対しての裁定であり、今回の「危険球」ではカンポス投手のみの退場処分が正しい裁定でございました。
横田監督の退場について審判員にルール適用の誤りがあり、富山サンダーバーズ、富山サンダーバーズのファンの皆様、並びに球場にお越し頂いた皆様には、試合運営に混乱を招き、大変ご不快な思いをさせてしまいましたことを重ねてお詫び申し上げます。


BCリーグが、審判員がルール適用を誤ったことを素直に認めたことに対した点については評価したい。
完璧な人間などいない。
審判も、選手も、監督も、コーチも、スタッフも、誰でもミスをする。
ミスしたことに対し、ミスを認めた勇気に対し敬意を表します。
しかしながら、審判とは試合を壊す者ではなく、作る者。
大変残念な試合になったことは事実であるし、その事実から逃れられるわけではない。
審判の方は、この試合を忘れることなく、審判技術の向上、公認野球規則の理解に努めて頂きたいと考えます。
この件については、BCLからのお詫びが掲載されたことで一段落とさせていただきたい。
チームもスタッフも、過ぎた事に拘ることなく前を向き、もっと大事なプレーオフ進出の為に全身全霊で戦って欲しい。

富山サンダーバーズとしましても、カンポスが死球を当ててしまったことは事実であるし、その他にもお見苦しい事があり、本当に申し訳ありませんでした。
いつも熱いご声援を賜っている皆様にも、引き続き熱い魂のある応援をお願い申し上げます。
まだまだプレーオフ進出は諦めていません。
福井とのプレーオフ進出争いは2.0ゲーム。
今後とも宜しくお願い申し上げます。

2011年08月28日

2勝1敗

3連戦の結果は2勝1敗であった。
先週のブログには、1点差負け→引き分けと書いたが
今週は引き分け→2勝1敗と書け、とても嬉しい。
諸事情によりビジター2戦は帯同できず、一つ一つのプレーについては不明だが、28日の福井戦は光明が見えたのではないか。

2回にメリアンの場外2ランHRで先制し、その裏すぐに内田の3ランHRで逆転される。
4回に大陽のタイムリーで逆転し、8回に1点追加。
その裏1死から万全を期して田中を登板させるも同点に。
先週までであれば、9回無得点で9回裏にサヨナラのパターン。
しかし、福井も万全を期し高谷を登板させ、高谷からクリーンナップの3連打等で2点をもぎ取ったこの勝利は大きい。
たかが1勝かもしれないが、
1.負け(良くて引き分け)パターンを勝利した。
2.終盤のイニングでプレッシャーを跳ね返し、苦手の高谷から得点をもぎ取った。
3.メリアンがBCLの攻め方に慣れ、変化球にも対応し出した。
4.プレーオフ進出への直接対決を1つ制した。
非常に大きな勝利であったと思う。
但し、17安打で7点とは。まだまだですが・・・。

先週のブログにも書いたが、福井とは前期3ゲーム差を付けた。
週末が終わり、福井とは5ゲーム差。
つまり、プレーオフ進出権利までは2ゲーム差の逆転圏内。
直接対決も6試合残っており、4勝2敗で並ぶことになる。
更に前期の対福井戦は、6勝5敗1分、28日の勝利で後期は3勝3敗
通算では9勝8敗1分である。
仮に4勝2敗であれば、通算が13勝10敗1分となり、
同勝率であれば、富山がプレーオフに進出できることになる。

但し、群馬と2戦、新潟と2戦、信濃と1戦を残す富山に対し、福井は上信越地区とは対戦を終了(6勝6敗)している。
新潟と信濃が熾烈な優勝争いをしている中、手強い相手であることは間違いない。
来週末は、2日群馬@藤岡、3日群馬@城光寺、4日福井@アルペンである。
群馬さんも移動が厳しい。富山も移動が厳しい。そして、日曜日は目下の敵、福井との対戦。
厳しく、プレーオフ進出を占う3連戦になることは間違いない。

あれだけ苦しんだ終盤で得点を取れたこと。
”俺達だって出来る”ことを証明できたはず。
自信を持って3連戦に挑んでほしい。
自信を持って戦えば結果は付いてくる。

前期に5月13日があったように、後期にも8月21日があった。
前期は残り1週間で息切れしてしまったが、後期は1週間遅いタイミングで分水嶺の試合があったと思いたい。
であるならば、後期最終戦まで息が続くはず。
期待したい。


追伸 player's messageを再開しました。
ジャコ(ジャクソン・メリアン)とホセ(ホセ・カンポス)の話題ばかりです。
彼らが愛されている証左でもあり、新しい風を運んできてくれたのだと思います。
明るくて、真面目で、心から野球が上手くなりたい二人。
良い選手を獲得出来ました。
これからの活躍に期待しましょう。

2011年08月25日

かぎかけキャラバン in 氷見北部中学校

今週のかぎかけキャンペーンは、氷見市にある氷見北部中学校を訪問させていただき、「かぎかけ」の呼びかけと野球指導を行いました。

氷見北部中学校の野球部は、7月に行われた県大会で準優勝するなど県内を代表する強豪校の1つです。
そして今回訪問させてもらった選手は、近藤琢磨選手と地元氷見市出身の日名田城宏選手の2名です!

初めに日名田選手より「かぎかけ」の呼びかけを行いました。
その後、かぎかけキャラバンキーを野球部のキャプテンに交付しました。


続いて野球指導を行いました。
バッティング練習、ピッチング練習を中心に指導しました。
また、ピッチング練習では投手陣の腹筋・背筋など体幹が弱いという事で、富山サンダーバーズの選手も実践している体幹トレーニングを伝授していました。


今回指導したのは、新チームになったばかりの1・2年生でした。
この指導を行った前日まで氷見地区の新人大会が行われており、氷見北部中学校は惜しくも準優勝だったそうです。
是非、この指導をきっかけに投手陣・野手陣共にさらなるレベルアップをして、次回の大会ではリベンジしてくれると信じております。

今回もお世話になった氷見警察署の皆さん、氷見北部中学校の皆さん、本当にありがとうございました。

2011年08月22日

BCLとは

今の目標は、一先ずプレーオフ出場権利を取ること。
福井と6.0ゲーム差
前期が3.0ゲーム差であるから、
福井と直接対決で3連勝すれば圏内には辿り着く。
福井との直接対決は残り7試合。5勝2敗でOK。
但し、福井が優勝しては拙いので、緊急避難的に石川を陰ながら応援することになる矛盾を抱えることになるのだが、まぁ、勝つしかないってことです。

3連戦は2分1敗
今までの3連戦が1点差負け→引き分けとポジティブに考えられれば、タイムリー欠乏症も明るい兆しが見えてきたとも言える。
その中でも、21日9回裏、4安打の西川に代打の成瀬が打った右中間のヒット。
これが出てくれば成瀬は恐い。
スタメン起用は不明だが、代打の切り札としての成瀬は、相手にとってプレッシャーになるのではないか。
また、久々に登板機会を得た#17元気が0点に抑えたことも明るい。
先発3本は不動。武蔵に田中を加えた8・9回も信頼できる。
ここに6・7回を抑える投手が出てくれば面白い。
20日は杉山が良かった。(21日は緊急登板でしょうがない)
21日は元気と坂間が0点に抑えた。
遠上だって黙ってられないだろう。
6・7回をこの4人で争う。調子の良い投手が優先的に使われ、来季の先発投手争いにも直結してくる競争になる。

一先ずプレーオフ権利と書いたのは、この4投手が競争して質を上げていけば、負けることは少なくなるだろう。
負けが少なくなれば、知らぬ間に首位とのゲーム差が縮まっていることも考えられる。
投手陣の鍵は、#17元気が先輩達を突き上げられるかどうかに懸かっている。

メリアンとカンポスが新しい風を運んできてくれ、チームには恐い成瀬が戻ってきた。
反撃できる態勢は整いつつある。
声を枯らし、チームを信じ、期待したい。


21日の試合について、各所で様々な意見が交わされているようですが、整理しておきたいと思います。

1回裏に”警告試合”となり、以後の故意死球に関して、当該投手と当該チーム監督を退場させることができるようにんりました。
4回の死球について、審判団が故意と判断し、カンポス、横田監督が退場になりました。
試合は審判によって運営され、審判のジャッジは絶対であり、ルールの適用に関して、審判は間違った適用はしていません。

微妙なタイミング。ゾーン。
見る角度によって、見え方・感じ方は様々あり、NPBでもVTRを観ればミスジャッジであったことが明白な場合もあります。
BCリーグは、フロントも、審判も、公式記録員も、NPBに比べれば未熟かもしれません。選手もNPBに比べれば未熟かもしれません。
BCのCはチャレンジのC。
全てに完璧な人間はいません。
口惜しさが無いとは言わない。
愚痴が無いと言うつもりもありませんが、アクシデントがあったとは言え、1イニング7失点するチームは勝てない。
問題から目を逸らしてはいけない。
時間を巻き戻すことは出来ない。
審判団は、これからの審判技術の向上で。
チームは、これからの戦力向上で、皆様にお応えするしかありません。
今も。そして、これからもチャレンジし続けます。

2011年08月18日

激励会

先日、某所で激励会を開いていただきました。
監督コーチ、選手、スタッフ、チアティーズ、メディアの方々等と懇親させていただき、後期巻き返しへの熱い激励をいただきました。
思ったような結果を残せず苦しんでいる者、自分のミスを悔やんでいる者、方向性が定まらずに悩んでいる者、あらゆる事にもがき苦しんでいる者、各々に様々な悩みや課題があり、ネガティブに考えてしまう事も多かったこのタイミングで、和気藹々とストレスを発散し、明日への活力を養わせていただける本当にありがたい一日になりました。
帰りには、選手の顔が一様に明るく、良い意味で開き直れたのではないかと思います。

最後になりますが、企画して下さいました 冨士コーポレーション社長の山口様。
取材して下さいましたKNB5時間耐久ラジオの皆様。
ご参加され、励まして下さった皆様。
頂戴した激励を無にすることなく、10月末まで真剣勝負ができるよう、チームもチアティーズも球団スタッフも精進して参ります。
この度は、誠にありがとうございました。
今後とも、より一層の叱咤激励を頂戴できれば幸いです。

2011年08月17日

第5回明るい社会づくり砺波圏民会議 野球教室

先日、砺波市で「明るい社会づくり砺波圏民会議」主催の野球教室に、講師として富山サンダーバーズの横田監督、進藤コーチ、松田選手、拓也選手、北田選手、瀬戸選手の6名が参加させていただきました。

今年で5回目となるこの野球教室は、BCリーグが開幕した2007年より、毎年講師として富山サンダーバーズの監督・コーチ・選手を招いていただいております。
そして、今年も砺波市と南砺市から100名を超える中学生の皆さんが野球教室へお越しいただきました。

まず初めに開講式が行われ、野球教室の主催者である「明るい社会づくり砺波圏民会議」の理事長で富山サンダーバーズとなみ後援会の理事でも在られます堀田信一様、続いて砺波市教育委員会・教育長の舘俊博様、砺波市野球連盟副会長で富山サンダーバーズとなみ後援会副会長の井上五三男様、そして2007年この野球教室を初めに企画していただきました、富山県議会議員で富山サンダーバーズとなみ後援会理事で明るい社会づくり砺波圏民会議の瘧師富士夫様よりご挨拶をいただき、講師紹介の後、野球教室を行いました。

まずはアップからです!

続いてキャッチボール。

そして走塁練習。

走塁練習では、掛け抜けやオーバーラン、リードや帰塁の仕方などを指導しました。

その後は、ポジションごとに分かれ守備練習を行いました。



最後はバッティング練習!

時間が短く全員は見れなかったのですが、各チーム1人ずつバッティング指導を行いました。

野球室後は閉会式を行い、富山県議会議員で富山サンダーバーズとなみ後援会顧問の武田慎一様より締めのお言葉を頂戴しました。
また、生徒を代表し、庄西中学校のキャプテンよりお礼の言葉もいただきました。

そして最後はみんなで記念撮影!

2011年08月15日

13日の執念と14日の軽さ

新加入選手2人が実力を発揮してくれた3連戦だった。
メリアンは、13日に2塁打、3塁打でヒーローになり、14日の1打席目にもソロ本塁打を放ち、2打席目は勝負をしてもらえない四球だった。
早く日本野球の攻め方に慣れ、学習し、適応する必要があり、この2週間で技術的な修正点も改善の兆しがあり、今後より一層の活躍が期待できる。
カンポスも14日に先発し、失点2、自責点0の好内容。
2塁牽制のタイミングが合わない、ベースカバー等、チームプレーに課題は残すが、合流2週間では致し方ないことであり、今後の練習でいくらでも改善できる。
それらの細かい野球、クイック、牽制、ベースカバー、配球・・・、様々な学習と修正、適応が要求される。
2人に言えることだが、ベースボールから野球への適応が重要になり、それが“ジャパニーズドリーム”を掴む為にも重要な要素になる。

今回入団した2人は驚くほど真面目で、吸収、学習、適応の気持ちがとても強い選手だ。また、積極的に日本語を覚えてチームに溶け込もうとする姿勢、持ち前の明るさでチームの雰囲気を良くしようとしている姿勢、インタビューも嫌な顔一つせず応じる姿勢、メリアンはMLBマイナーで13年プレーしているだけあって、プロ野球選手の鑑であり、メリアンの人間性を尊敬して積極的に学ぼうとするカンポスの姿勢も含め尊敬に値する2人である。
もちろん、練習、仕事の合間に、2人と同じマンションに住み、生活面のケア、練習、試合のケア、良き友人として頑張ってくれている高野の存在があってこそではあるのだが。

特にメリアンと接し、見ていると思うことがある。
“プロ野球選手とは何か“
選手たちは必死になって練習し、試合に臨んでいる。地域貢献もインタビューも野球教室もファンの皆様への対応も、今年のチームに関しては特に注文はない。良くやってくれている。
ただ、“何か“が足りないのだと思う。
その“何か”を突き止め、発信し、表現しなくてはならない。

14日にこんなプレーがあった。
8回表1点差の場面、先頭の近藤に代打拓也。拓也は大陽のバックアップ、ブルペンキャッチャーとして裏方で一生懸命努力している。打撃を期待され、良い場面で代打として起用されることも多いが、未だ安打はない。
その拓也が、不恰好なスイングで喰らいついて四球をもぎ取った。正に“もぎ取った”が正しい表現である執念の四球だった。
代走に上田、打者は西川。
2球送りバントに失敗し、上田が牽制アウト。
結果論かもしれないが、9回に高津投手が控える新潟に対し、ここしか逆転のチャンスはなかった。
試合後の監督コメントにもあったが、信じられないプレーだった。
“西川が送りバント決めていれば問題なかった”
確かに問題はなかっただろう。
しかし、その程度の問題だったのだろうか。
今シーズン、上田は変わった。今までは持っている才能をプレーの軽さで帳消しにしてしまっていたが、今シーズンは“軽さ”が消えたように感じていた。
やっとプロ野球選手になったと感じていたが、果たしてそうだったのだろうか。
この試合、上田は先発ではなかった。それなりに結果を出している選手としては、もしかしたら納得出来ない先発落ちだったのかもしれない。今までのレギュラーとしてのプライドがあったのかもしれない。
しかし、大事なランナーコーチの仕事をしながら、ゲームに集中出来ていたのだろうか。
2イニング目の投手に対し、ランナーコーチをしていた選手が牽制で刺されることをどう思うのか。しかも、あの大事な場面で。
拓也が執念でもぎ取った四球であったから余計に目立ったのかもしれない。
それにしても“軽く”感じてしまった。
プロ野球選手とは、お金を頂戴して野球をさせていただいている選ばれた人間を指す。
そこには、相応の責任があり、言い訳は許されない。
上田のポテンシャルに疑いはない。
上田も自身のポテンシャルに疑いは持っていないと思う。
そうであるならば、何故先発を外されたのか。何故牽制で刺されたのか。考え、自分なりの答えを出して欲しい。
13日の試合には気持ちや執念を感じた。
14日の試合では、一部の選手にしか感じられず、信頼を失ってしまったのかもしれない。
13日のシートノックでの声、ファンの皆様が驚き、感動していた。
そこに何があるのか。声が大きければ良い訳ではない。
軽さ、執念、声、文字にすれば何てことはない。
しかし、そこには伝わる何かがあり、伝わらない何かもある。
13日に出来たことが明日出来ないはずはない。
明後日も出来るし、10月末まで継続出来るはずだ。
厳しく書いたが、上田は必要な選手であり、出来る選手。
チームも上田も何かを発信し表現することでしか信頼は取り戻せない。
このチームなら、上田なら信頼を取り戻せると信じている。

2011年08月12日

信じる

今週の3連戦は
絶好調の福井さん
地力の高い新潟さんとの2連戦の厳しい戦い。
個々の能力だけで勝利出来るほど甘い戦いは期待できない。
より一層チーム力の問われる戦いになるはずだ。

先日8番ラーメン魚津店様のご好意により、お食事会を開いていただいた。
諸事情により同席できなかったが、良い雰囲気であったとの報告を受けている。
決してチーム状況が良いわけではないが、野球教室や地域貢献イベントを通じ、
”野球をさせていただける感謝”を改めて感じてくれたようだ。

私達は、応援してくださるファンの皆様、貴重な資金をご協賛いただいている企業の方々や後援会員の皆様、設立から支えていただいている株主の皆様、野球場を貸していただき野球をさせていただく環境を造っていただいている皆様、行政の皆様や野球関係者の皆様、本当に多くの方々から応援いただき野球をさせていただいている。

長いシーズン、成績が悪ければチームの雰囲気が悪くなることもあるだろう。
責任を他に求めたくなることもあるだろう。
そんなネガティブな感情の中、感謝の気持ちが薄れてしまうこともあるかもしれない。
幸いにも、子供達の一生懸命な姿、ファンの皆様の諦めない姿勢、気にかけていただける企業の皆様、様々な方々からの応援をいただき、原点に立ち返ることができたようだ。

私達が野球をさせていただける事への感謝。
最大の恩返しは、精一杯諦めずに野球をすること。
5年目のこのチームが”野球をさせていただけることへの感謝”を最大限表現できるチームであると信じていた。
そして、これからも信じる。
私達が持っている熱量は、甲子園でプレーする高校生にも負けるものではない。
圧倒的な熱量を持って、今まで口惜しい思いをさせてしまった皆様、ご迷惑をかけた皆様に恩返しがしたいし、してくれるはずだ。

俺達なら出来る。

2011年08月11日

8番ラーメン野球教室 黒部教室

8月10日13:00〜17:30 8番ラーメン少年野球教室が行われました。
燦々と降り注ぐ太陽に照らされたグラウンド
急遽、休憩時間を増やし、子供達の安全を守ることを第一とすることに変更し、
9チーム139名の子供達に参加いただき無事スタート致しました。

ウォームアップ、ストレッチ、キャッチボールから始まり

ベースランニングの基礎

チーム毎に打撃に打撃練習が始まる頃には、
日頃の行いがよいのか曇り空と心地よい風が吹き始めました。

【進藤コーチからバットの軌道についての指導】

【進藤コーチから体の軸を意識したスイングについての指導】

内野守備の指導

他にも外野、バッテリーに分かれて指導。
4時間の野球教室の締めくくりは、シート形式のバッティングゲーム
激戦の末、優勝は、荻生ジャガーズ、準優勝は有磯野球スポーツ少年団、3位は三日市ベアーズに決定。
3チームには『8番ラーメンお食事券』がプレゼントされました。

野球教室終了後には、8番ラーメン魚津店様にお招きいただき、お腹いっぱいご馳走いただきました。

【何故か偉そうに見える遠上】

【”これ、美味い”と、笑顔の駒井&武蔵】
チーム状態が芳しくない中、子供達からは野球を楽しむことを
8番ラーメン様からは、お腹いっぱいのエネルギーと優しさを頂戴し、
これからの巻き返しを心に誓いました。

最後になりますが、
野球教室を主宰していただきました8番ラーメン様
参加してくれた子供達
平日にも関わらず送迎を含め、色々と面倒を見ていただいた保護者の皆様
本当にありがとうございました。
この恩返しは、後期優勝を持って返礼をさせていただけるよう
一生懸命努力致します。
本当にありがとうございました。

2011年08月09日

かぎかけキャラバン in 上市町

今週の「かぎかけキャラバン」は、上市町のショッピングセンターと上市中学校を訪問させていただきました。
そして、今回訪問させてもらった選手は、百合翔吾選手と地元上市町出身で上市中学校OBの成瀬友登選手です!

まず初めに、上市中学校の野球部の生徒と一緒に上市町内のショッピングセンターで、「鍵かけ」に関するチラシ配布と呼びかけを行いました。

その後、上市中学校へ移動して野球部の指導を行いました。


成瀬選手は母校という事で指導にも熱が入っていました!

そして、成瀬選手の話しを聞く中学生の中になにやら見た事のある後姿が・・・

ご存知の方はお気づきになられたかと思いますが、これから一緒に「かぎかけキャンペーン」を行う事になりましたので、追々紹介していきたいと思います!

上市中学校の皆さん、上市警察署の皆さん本当にありがとうございました。

2011年08月08日

2勝9敗と4勝11敗

奇しくも5月13日と借金数で並んでしまった。
借金7 
残り22試合で5割に到達する為には
15勝7敗 勝率.682
途方もない数字である。

しかし、前期も借金7から一度は5割に復帰した実績はある。
勝率7割に迫る勢いで勝ち続けた実績はある。
過去(と言っても2ヶ月前)に出来たことが出来ない理由はない。
理由があるとすれあ、負け犬のレッテルを剥がせるか否か。
他球団は、我々に対し勝ち星を計算しているであろう。
戦う前から”見下ろされている”状態であれば、それを覆すのは難しい。
しかし、それを覆すのは”猛練習”しかないだろう。
何度も繰り返し書いてしまい申し訳ないが、
私は今年のチームが一番好きだ。
”上手くなりたい””勝ちたい”気持ちがここまで伝わってくるチームも珍しい。
今年のチームは練習している。高校生の練習内容を見紛う程の質と量。
酷暑の中、試合に向けたコンディショニングを考ると”疲労”の二文字が浮かぶ。
しかし、酷暑であればこそ、一番練習しているチームだからこそ”疲労”の二文字も乗り越えられるはずだ。

投手陣は奮戦している。
酷暑でパフォーマンスが落ちてくるこの時期に、一定レベルのパフォーマンスを維持していることは賞賛に値する。
打線も安打数、四死球数も悪くない。
何か”きっかけ”があれば、勝敗の数字がひっくり返ってもの不思議はない。
必要なカンフル剤は用意した。

メリアンとカンポス
メリアンは関西独立Lの打点NO.1(前期終了時)
カンポスは関西独立Lの防御率NO.1(前期終了時)
7日の試合では、メリアンが2塁打が一本で、MLBマイナー105本のパワーと打球スピードを見せてくれた。
カンポスは、ボーク2個(これはBCリーグの基準に慣れれば問題ない)に盗塁フリーパス。メリアンのエラーで集中力が切れてしまったメンタル面に課題はあるが、
150キロ近い速球でストライクが取れるし、変化球でストライクが取れることを考えれば、戦力になってくれることは間違いない。
2人の選手が加入し、戦力になることはほぼ間違いない。
つまり、既存選手は出場枠が2枠少なくなったことになる。
危機感を持って、良い意味で”新入りに負けるか”の気持ちで切磋琢磨して欲しい。

前期がそうであったように、後期でもここから奇跡を見せてくれると信じている。
誰が何と言おうが、チームを信じられなくなったら終わりだ。
まだまだアイツ達の目は死んでいない。
次は勝つ
その次も勝つ
後に残るは勝つことだけ
勝つぞ!

高岡七夕まつり

8月7日(日)、高岡七夕まつりに富山サンダーバーズチアリーディングチーム『チアティーズ』が出演させていただき演技を披露しました。

7日は高岡七夕まつりの最終日ということもあり、大変にぎわっておりました。
そして、チアティーズは最終日のメインイベント「民謡街流し」の前後に2ステージ行いました!


演技だけでなく、ピラミッドやツイスト、エレベーターなどチアリーディングの基本的な技の紹介も行いました。

間近で見るチアリーディングはやはり迫力があります!!!
お客さんからも技をやるたびに「おぉー」というどよめき、そして歓声があがっていました。。。

チアティーズは、これからもいろんなイベントに出演していきますので、是非、出演してほしいというのがございましたら気軽に球団事務所までお問合せ下さい。

◆お問合せ先
(株)富山サンダーバーズベースボールクラブ
〒931−8326 富山市上野新町13番地
電話:076-482-3202  FAX:076-482-3208
メール:info@t-thunderbirds.jp

2011年08月04日

かぎかけキャラバン in さみさと小学校

先日朝日町にあります、さみさと小学校へ「かぎかけキャラバン隊」として、拓也選手と池田長州選手が訪問させていただきました。

まず初めに、両選手が自己紹介をし、その後「かぎかけ」に関する話しを拓也選手よりさせてもらいました。

朝日町でも今年に入り自転車盗難が発生しており、その半数以上が自転車に鍵をかけていなかったために盗まれたものでした。また、犯人は鍵の掛かっていない自転車を探して盗む傾向にあるそうです。
なので必ず自転車から離れる時は、自転車に鍵をかけるようにしましょう。
そして自転車の鍵は、1つだけでなくチェーンロック式の鍵と2つ併用して使用するとより効果的です!

かぎかけの呼びかけ後は、さみさと小学校の野球スポーツ少年団「泊サンフラワーズ」へ野球指導を行いました。

キャッチボールやゴロ捕球、バッティング時のタイミングの取り方などの指導を行いました。



バッティング練習では、拓也選手と池田選手も飛び入りで打たせてもらいました。
拓也選手は、グラウンド反対側にある民家の屋根直撃の大きな当たりが・・・
民家の持ち主の方、屋根に当ててしまい本当に申し訳ありませんでした(泣)
拓也選手には、公式戦でも大きな当たりを期待したいところです。。。

そして最後は、拓也選手と泊サンフラワーズを代表して1番から4番バッターの子供たち4人と真剣勝負の対決を行いました。
拓也選手は大人げなく、投球練習から小学生には速すぎるだろうというくらいの速球を投込んでいました。

しかし1番バッターの子は、その速球をレフト前へ見事な逆方向へのバッティングでクリーンヒット!
拓也選手、池田選手も驚きの素晴らしいバッティングでした。
2番以降は拓也選手が貫禄?!を見せつけ、しっかりと抑え込みました。

今回も「かぎかけキャラバン」を通し、楽しい時間を過ごさせていただきました。
入善警察署の皆さん、さみさと小学校の皆さん本当にありがとうございました!

滝行

上市町にある大岩山日石寺様にて、選手9名、スタッフ3名で滝行に行って参りました。
当日は快晴。気温も31℃と絶好の滝行日和でした。

14:00に集合し、滝行のご説明をいただきました。
頭から入ると首を怪我する恐れがあるので、必ず肩から入ること。
3分以上、できれば5分以上滝に打たれ、心身を鍛えることが重要とのこと。
早速お借りした白装束に着替えることに。
問題になったのが、白装束に下着をどうするか。
議論の末、一部選手は全裸、一部選手は下着を着用しての滝行となりました。
早速1班目が滝行開始。
(左から)上市町出身の成瀬、ドヤ顔七條、試合に出たい拓也、坂間、煩悩の多そうな島袋、特に何もない遠上が挑戦。

あまりの冷たさと”重さ”に思わず声が出てしまいます。
鬼トレーナーから5分以上打たれるように説明された選手達は、時間ばかり気にして修業どころではありません。
容赦ない鬼トレーナーから『修業!あと5分!』の声が。鬼・・・。
2班目の選手からも『まだまだ!あと5分』と調子に乗った声が聞こえました。鬼・・・。
※頭から打たれていますが、選手達は日頃から鍛えている為耐えることができます。一般の方は、肩から打たれるようにしましょう。

続いて、とにかく投げたい元気、とにかくもっともっと投げたい杉山、新婚の西川も挑戦。
1班目に意地悪した甲斐あって、かるーーーーーく5分以上の修業が終了しました。

最後に鬼トレーナーと業務部長(5分持たず。鍛えてないと駄目ですね)

そして、練習生兼サブマネージャー、最も修業を必要とする男は、遅刻して説明を受けていないので何故か座禅を組んでの修業。

もやもやした前期最終節から、何となく引きずった雰囲気で1ヶ月が終了してしまいましたが、心身共にすっきりした選手達(と、一部スタッフ)が、きっと結果を出してくれます。
乞うご期待!

2011年08月01日

2敗1分

3連戦を終えて2敗1分
後期通算では、4勝8敗1分で、首位福井とは3.5ゲーム差である。
3連戦は、
29日 福5−4富 安打は福10−11富
30日 石1−0富 安打は石5−6富
31日 石3−3富 安打は石5−6富
3戦共に安打数は1上回り、得点は1少ない。
安打数=得点数ではないが、決して打力が弱いわけではない。
安打を打つ力は確実についてきているが、攻撃力が弱いことは間違いない。
前期でも、決して安打数も四死球数も少ないわけではないのに得点数が低い。
”あと1本”が出ずに苦労していた時期があり、
”あと1本”が出だしてから5割まで急上昇したことは記憶に新しいところである。
では、その”あと一本”を誰が打つのか。
この男に注目したい。

#8 成瀬友登
29日、9回2死から代打で登場し、カウント2−2からしぶとく1・2塁間を抜く安打、3塁まですすみ、同点のチャンスメイク。
30日は、9回先頭の近藤に代打し、2−2から悪くない当たりのセカンドゴロ
31日は、7回1死2塁から近藤に代打しストレートの四球、9回は2死からレフト前ヒット
3連戦は3打数2安打1四球の成績
前期、守備でリズムを崩し、自信を失ったかのように見えていた。
打席でも雰囲気がなく、やたらと”引っ張る”場面が目に付いた。

思い起こせば、昨年の”突然のブレイク”はスライダーを見極めカットできるようになってから。
スライダーをカットして甘い球をガツン!
簡単に振り回してくれない、外角の臭い球は見極めるかカット。
そして、甘く入った球は本塁打。
怖くて面倒な打者だったはずだ。

それが、金曜日の打席の雰囲気が違った。リラックスして体を大きく見せるような構え。(力んでいると小さく見える)
事実、金曜日の福井ME織田が”単打(シングルヒット)OK”と指示していたように、
雰囲気が良かったのだろう。
日曜日も打席での構えが大きく雰囲気が良かった。
『野球素人が!』と言われそうですが、
復調の兆しが見えたのではないだろうか。
内容も右方向が2本と左方向が1本、四球が1本。
逆方向に打球が飛ぶのが良い兆候。
これでスライダーをカットして甘い球を待てるようになれば・・・。
あまり過度の期待はやめよう。

腐りそうになりながらも必死に練習している成瀬。
まだまだ足りないと言われるかもしれないが、
苦労して、壁にぶち当たって、それを乗り越えたのならば、
持てるポテンシャルを考えれば”化け物”になって帰って来るかもしれない。
過度の期待は・・・。
でも期待したい。

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