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2007年05月06日掲載

野原 祐也〜4番 野原 お待たせ1号

〈ダメ押し弾〉
打った瞬間、それと分かる打球だった。野原のバットから放たれた打球が高々と夜空に舞い上がる。
スタンドの大歓声と視線を集めた白球が右翼スタンドに突き刺さった。

10−0と大量リードの中、迎えた6回2死1、2塁から飛び出したチーム2本目、自身1号アーチが新潟にとどめを刺した。
「打った瞬間、入ると思いました。やっと本塁打が打てて、ほっとしています」満面の笑みを浮かべた4番は序盤からエンジン全開。2回2死満塁で打順が回ってくると、内角の球を詰まりながらも力で中前へ。2点をたたき出すと、4回にも左前に技ありの一打。
4打数3安打5打点の大爆発でチームを引っ張り、15−1の大勝を呼んだ。

〈プロ高評価〉
国士舘大時代、2年から4番を打った逸材。富山でも開幕から4番に座り続けている。
これで開幕6試合で、26打数12安打10打点。評判通りの働きを見せている。この日、スタンドから野原のプレーを見た阪神・池之上格スカウトも「バットの振りが速いし、自分のスイングができている。大きいのも打てるし、目立つよね」と高評価だ。
愛称は「おかわり君」。子供たちから高い人気を誇る男だが、野球に対する姿勢はまじめそのもの。ホームゲームで球場に室内練習場がある時は試合後も必ず居残り特打に励む。「大学などでは自分たちのグラウンドがあるけど、ここにはないですから。練習量が足りないんです」とバットを振り続ける。
「チャンスで1本打てるように。走者がいる時に打てるようにがんばります」きっぱりと言い切った4番を中心に、富山が首位を独走する。

プロフィール

とやま・いしかわ報知
「スポーツ報知」にて富山、石川に密着したスポーツ記事を掲載中。

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