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2008年11月05日掲載

野原 祐也〜GG佐藤に弟子入り GO!!GO!!野原

〈阪神育成1位〉
プロ野球のドラフトで、阪神から育成1巡目指名を受けた富山サンダーバーズの大砲・野原祐也外野手(23)が、今月中旬から西武のG・G・佐藤外野手(30)と合同練習を行うことが4日、明らかになった。3日に行われたファン感謝祭で、野原は最後のユニホーム姿を披露。西武優勝の原動力となった北京五輪日本代表から技術と強いハートを学び、NPBに乗り込むことを誓った。

〈見習うこと多い〉
富山の“おかわり君”が「きもてぃー」の絶叫パフォーマンスでおなじみのレオ戦士から、一流の技を盗む。4日、立山球場で自主トレを行った野原。「GGさんはもうNPBで活躍してる方だけど、野球に対するハングリーさが違う。見習うべきところがたくさんある」と、西武のG・G・佐藤との合同練習プランを披露した。

あこがれのスラッガーとの修行で、NPB仕様にモデルチェンジする。昨年も元新潟・根鈴雄次プレーイングコーチに紹介され、G・G・佐藤と徹底した筋トレを敢行。実家の埼玉・越谷市から神奈川県内の施設に通うためには約2時間かかったが「普段の呼吸から、GGさんは命をかけて練習していた。価値のある練習だった」と野原。充実の日々を振り返る。

今季は無冠に終わったものの、50蛋では自己記録を0秒3縮める5秒9。足を武器にリーグトップの9本の三塁打を放ち、盗塁も12個(リーグ4位)、マークした。北京五輪代表とのトレーニングで「足」という武器を得たことが阪神の育成指名につながったのだ。

〈球団の垣根を越え〉
今月1日、G・G・佐藤のもとへ育成ドラフトで指名を受けたという報告メールを送ったところ「早く、一緒に練習しよう」という返信が届いた。現在は故障に苦しんでいる先輩の心遣いから、球団の垣根を越えた合同練習が今オフも実現することになった。

夢の合同練習に向け「けがをしない体をつくりたい。最初からアピールできるように、さらにパワーアップしたい」と野原。縦じまのユニホームに袖を通す前に、さらなる成長を遂げるつもりだ。

〈第2の故郷 富山のファン500人に“最後の雄姿”〉
富山の一員として、最後のユニホーム姿を披露したファン感謝祭。野原が最後まで“らしさ”を見せた。来春の選抜大会に出場する滑川高女子ソフトボール部とのソフトボール対決に「1番・二塁」で先発出場。3回2死一塁の第2打席では、二塁前のボテボテのゴロだったが、「真剣にやりたかった」と全力疾走。足で意地の二塁内野安打とし、1−6の敗戦の中、集まった500人のファンを魅了した。

午後に行われたスピードガン・チャレンジなどのゲームコーナーでは、サイン攻め。「ファンに感謝の気持ちを伝えたかった」と、100枚以上の色紙にペンを走らせ、“おかわりスマイル”を振りまいた。

閉会式では、関西独立リーグ・神戸9クルーズへの入団を希望しているストッパー・小園司(26)ら他の退団選手と一緒に3度、胴上げされた。この日、家族3人で駆けつけた父・保巳さん(42)も「とりあえず、スタートラインに立てた。富山に来て、大正解」と息子の成長ぶりに目を細めた。

さあ、NPBの大舞台へ。野原は「富山は第2のふるさと。早く支配下選手に登録されて、恩返ししたい」と飛躍を誓った。

プロフィール

とやま・いしかわ報知
「スポーツ報知」にて富山、石川に密着したスポーツ記事を掲載中。

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