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2007年09月30日掲載

野原 祐也〜富山・野原祐也17試合ぶり12号で3冠再び射程内

〈富山が17点奪首〉
富山サンダーバーズが、4番・野原祐也(22)の8月19日の石川戦以来、17試合ぶりの一発となる12号本塁打などで新潟アルビレックスBCに17―3で快勝した。

1点ビハインドの6回、先頭打者として打席に入った主砲が流れを変えた。ここまで好投の新潟・矢野の直球をジャストミート。右翼場外に消えた打球は隣接する球場に飛び込んだ。推定飛距離は130メートル。「そろそろ、ホームランが欲しいところでした。完ぺきにとらえました」と胸を張る野原。背番号33の特大弾を足がかりに6回に一挙、9点。9回にも7点を加えて大勝した。

6打数3安打5打点の大爆発で打率、本塁打2冠を守った。打点も69に伸ばし、トップの井野口祐介(22)に5差。再び3冠王も視野に入ったが、「タイトルも少し気にかかるけど、目標はもちろん優勝。それしかありません」。キング・野原のバットで、石川とのマッチレースを制する。

2007年09月16日掲載

萩原22歳飾れず

14日に22歳の誕生日を迎えた萩原が大事な一戦で先発。3回まで2安打無失点と上々の立ち上がりを見せたが、4回につかまり、6失点。打線も、あと1本が出ずに惜敗した。

捕手の広田嘉明主将(26)は「今日勝ってれば、向こう(石川)に決定的なダメージを与えられたのに…」とがっくり。「守りからリズムを作らないと」と気を引き締めていた。

2007年09月10日掲載

富山まさかの1敗

〈連勝6でストップ〉
首位の富山サンダーバーズが、8連敗中で最下位の新潟に、まさかの黒星を喫し、連勝も6でストップした。先発・生出和也(23)が序盤から制球に苦しみながらも粘投も、失策も重なり、5回までに2失点。7、9回にも失策から失点した。7回まで2安打に抑えられた打線が9回に2点差まで迫ったものの、追いつくことは出来なかった。
 
〈守備乱れ4失策〉
降りしきる雨の中、スタンドから聞こえるのは、ため息ばかりだった。リーグ一の強打を誇る富山打線が、6安打に抑えられ、わずか2得点。守備も4失策と乱れ、ことごとく失点につながった。鈴木康友監督(48)も「石川が雨天中止になっていたので、勝てれば、相手にダメージがあったのに。負け方が悪すぎ。お客さんには申し訳ない」と肩を落とした。
 内野陣が信じられないミスを連発した。三塁手・馬場健太(23)のトンネル、送球ミスなど、7回まで3失策で2点を献上。9回にも併殺崩れで1失点。守備が大崩れし、投手陣の足を引っ張った。打線も最後に見せ場は作ったものの、新潟の左腕・矢野新祐(19)の緩急抜群の投球に翻ろうされた。
 2本柱の小園司(25)、大滝紀彦(23)の故障に加え、町田一也(21)と優士(24)も腰を痛めて欠場。チームの危機が続く中、15日には敵地で石川との天王山を迎える。「今の戦力で、全力で行きます」と鈴木監督。首位を守るため、背水の陣で踏ん張るしかない。

2007年09月09日掲載

萩原 淳由〜敗戦処理、来季の放出リスト入り・・・どん底から復活!! 萩原初完封

〈両親の前で最高の結果〉
9回、117球目。最後の打者を、自慢のスライダーで仕留めると、富山・萩原は両手を突き上げてガッツポーズ。2866人が訪れた観客席に向かい、手を挙げて応えた。「接戦でしんどかったけど、仲間を信じて最後まで投げられた。両親の前で最高の結果が出で良かったです」。奈良県の実家から駆けつけた父・靖弘さん(49)と母・和美さん(49)に、うれしい白星をプレゼントした。

どん底からの復活だった。開幕直後は先発投手陣の一角を任されたが、打ち込まれることが多くなり、7月からは度々、敗戦処理の登板が続いた。そして、先月18日の新潟戦に途中登板すると、1イニングで3本塁打を浴びてKO。「夜も寝られなかったし、気も病んでいた。余計なことばかり考えていました」と萩原。来季の放出リストに名前が挙がっていた。

しかし、開き直った。9勝のエース、小園司(25)と7勝の大瀧紀彦(23)がひじの故障で戦線離脱し、チームはピンチに。「今までは2人におんぶに抱っこだった。僕が先輩の分までしっかりしないと。今まで弱かったメンタル面でも吹っ切れました」。ピンチを乗り切るたびに、マウンドで雄たけびを上げてガッツポーズ。170造鳩茲靴涜腓くないが、2種類のスライダーとカーブ、シュートを駆使し、凡打の山を築いた。

靖弘さんは、「以前はかなり精神的な面が弱かったが、成長した姿を見られました」とホッとした様子で話すと、萩原は「結果を恐れず、勝負を楽しめた。負けられない試合が続くが、僕が投げた試合は必ず勝ちます」と力強く宣言。一回り成長した萩原が、リーグ初制覇に向けてラストスパートを誓った。

2007年09月02日掲載

広田 嘉明〜富山広田弾で4連勝

〈4安打の大暴れ〉
完ぺきな当たりを広田はじっくり見守った。1点リードの6回無死。リーグ屈指の右腕・給前のボールを真芯でとれえると、白球は左翼手のはるか頭上を越え左翼芝生席最上段に突き刺さった。

「1回に野手のミスで失点した。それを取り返したかった」主将の責任感をぶつけた一発だった。
初回。バント処理のミスに失策、野選気味の適時内野安打などで先発・生出和也(23)が3点を失う。沈みかかったチームを広田主将が支えた。粘り強い配球で2回以降は3投手を巧みにリードし無失点。

打っても2回の中前安打を手始めに4安打で、しかも4度の出塁すべてで本塁にかえり4得点を挙げた。「打席で何も考えていないのが結果につながっている」と広田。夏場を迎え疲れ気味の投手陣のリードに神経をすり減らし、バットまで気を回すのが難しい状況だ。「今は守備が8割」というが、無心の打撃で最近2試合は8打数7安打と大当たりだ。下半身を沈めてバットを叩きつける新フォームもものにしている。

石川とのマッチレースは続く。「1球1球魂込めて、残り全勝するつもりでいきます」と言い切った。

草島 諭〜草島は誕生日弾

草島が23歳の誕生日を自らのバットで祝った。
6回2死一塁、右翼場外へ飛ばす特大の6号2ラン。試合前、鈴木康友監督(48)がワインをプレゼント。「誕生日に打ちたかったし、何より監督のためにと思っていた。恩返しできてよかったです」と笑みがあふれた。

プロフィール

とやま・いしかわ報知
「スポーツ報知」にて富山、石川に密着したスポーツ記事を掲載中。

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