プロフィール

鈴木 康友
2007年より、北信越BCリーグ「富山サンダーバーズ」監督就任

1959年7月6日生まれ/奈良出身
右投右打
選手:巨人→西武→中日
コーチ:西武→巨人→オリックス
趣味は手品(高校のときから28年)、カラオケ(涙そうそう、幸せになろうよ)、ゴルフ

2009年10月01日

北陸地区プレーオフ

ひとつも負けられない状況でのプレーオフ、選手達のプレッシャーは相当なものでした。

シーズン終盤の悪い流れを断ち切って、初戦エース南を打ち込み、二戦目も町田の2本のホームランで突き放し、三戦目も優位に試合を進めましたが、回を追うごとに何とも言えない別のプレッシャーがかかり、あと2つのアウトを取る事ができませんでした。

レギュラーシーズンセーブのタイトルを取った萩原を責める事はできません。
残念な結果に終わってしまい本当に申し訳ありませんでした。

でも満身創痍で最後の最後まで戦った選手達を誇りに思います。
富山サンダーバーズファンの皆さん、温かい御声援本当にありがとうございました。

2009年09月11日

野原一軍登録

9日、野原祐也が念願の一軍登録されました。
その日の朝、本人から電話があり「今日から一軍に上がります」と力強い言葉で本当に嬉しそうでした。

当日の試合にも9回にライトの守備についたようで、緊張した一日を過ごした事と思います。甲子園を埋め尽くしたタイガースファンの皆さんは、94番の背番号が新鮮に見えたのではないでしょうか。

これからもひとつずつハードルを越えてぜひレギュラーポジションを獲得して欲しいですね。
彼の活躍はBCリーグでプレーする若い選手の大きな励み、力になります。

富山サンダーバーズは後期も苦しい戦いになっていますが、残り試合全力を尽くし応援してくださる地元の皆さんに感動していただけるよう頑張ります。

2009年08月25日

9回ツーアウト

夏の高校野球が終わりました。
今年もたくさんの球児達のドラマが甲子園という大舞台で演じられました。

全部見ていないので偉そうな事は言えませんが、環境がいい強豪校が勝ち残っていくのではなく、全国のレベルの差が年々僅少してきたことを感じられずにはいられません。

メジャーまでもが注目する岩手花巻東の左腕、準決勝、決勝でみせた新潟日本文理の素晴らしい粘りの野球、高校野球のレベルは間違いなく上がってますね(^^)v

富山サンダーバーズもお隣の日本文理に負けぬよう最後の最後まで粘りをみせますよ!

2009年08月12日

南砺総合福野vs天理

夏の高校野球選手権大会が始まりました。
一回戦で私の母校天理高校と富山県から初出場の南砺総合福野高校の対戦となり、何ともいえない複雑な気持ちで両校を応援していました。

天理は奈良県予選が終わってから感染した新型インフルエンザの影響でコンディションを心配し、地元富山から初陣の福野高校は晴れの大舞台で力を出し切れるか?
三年生にとっては最後の試合、悔いが残らないよう力一杯戦って欲しい!

結果は15ー1という大差になってしまいましたが、高校生らしく最後まで一生懸命戦った福野高校ナイン、よく頑張ったと思います。高校野球、特に夏の甲子園には敗者にも美学があるのです。

試合当日の午前中、私が富山にお世話になるようになってから、夏休みに恒例の砺波市と南砺市の中学生達を集めての野球教室がありました。
今年で三回目となるのですが、一昨年参加した中学生の中に今回の南砺総合福野高校で甲子園出場を果たした生徒が三人いると聞いてびっくりしました。
ここでも何ともいえない心境になりましたよ(^_^;)

2009年08月03日

佐渡遠征

NPBで今までにオープン戦や二軍の試合で全国にまたぎ行っていたのですが、佐渡は初めてです。

往復フェリーとバスの旅、海のない奈良県に育ちプロ入りした私はあまり船に乗る機会がありません(^_^;)

夜中に旅館に着いたのですが、布団に入ったら震度3の地震にびっくり(@_@)
久しぶりに揺れました。

新潟県は地震の多いところ、富山県は少なくていいですよ(^-^)v試合は拙攻で落としましたが思い出に残る旅でした。

2009年07月29日

タイガース交流戦

試合途中から雨が降り続く中、2ー2の引き分け試合で粘り強く戦う事が出来ました。
選手達は本当にいい経験をする事ができたと思います。

凱旋した野原も四番という打順で、2安打を放ちスチールも決め、存在感を大アピール!

私が嬉しかったのは、試合後のサイン会で雨が降る中ファンの大行列、一人一人丁寧にサインして頭を下げている野原の後ろ姿に、富山に感謝しているという彼の気持ち、人柄が滲み出ていました。

もっと技を磨き、ぜひ一軍で活躍してもらいたいですね。
サンダーバーズの選手もチームも上を目指します!

2009年07月27日

野原が支配下選手登録

おかわりこと野原祐也が育成選手から支配下登録されました。
日曜夜、彼から早々に電話があり、「監督、お陰さまで支配下登録されました。28日よろしくお願いします!すいません、背番号は94です。これから死ぬ気で頑張ります!」…と。
相変わらず彼らしく、すいません、頑張りますしか言いません(笑)

2月の安芸キャンプから6ヶ月、ひとつのハードルをクリアして、スタートラインに立ったのです。
富山サンダーバーズ時代、彼にはバントのサインは一度も出しませんでした。
プレースタイルは変えなくていいと思うけど、これからはきっちりとバントが出来ないと上には行けないよ。守りもな!まだまだやることいっぱいあるよとアドバイスしました。

後期チームも4連勝と調子が出てきました。砺波での阪神タイガース二軍交流戦を起爆剤として、選手のモチベーションを高めていきたいですね!

2009年07月13日

通算100勝

後期は残念ながら石川に連敗スタートとなりましたが、11日の初勝利でチーム通算100勝!
リーグ最速ということです。

三年前に新潟でBCリーグが開幕して、サンダーバーズがコツコツと積み重ねてきた勝星です。

一年目から一緒にやって来た横田コーチと「100だよ」と言ってとても感慨深い日になりました(^_^)v

2009年07月03日

前期優勝ならず

石川との勝率は全く同じだったのですが、対戦成績で決めるという事で優勝する事ができませんでした。

応援して下さったファンの皆さんには大変申し訳なく思っております。

しかし最後の三連戦、若い選手達はプレッシャーのかかる中、本当によく戦ってくれたと思います。
チームにとって大きな力になったと確信しております。

後期はこの悔しさをバネにチーム一丸となって戦い抜きます!
さあ、後期は早速ライバル石川との二連戦、借りを返しますよ!

2009年06月22日

胴上げ

6月21日、群馬ダイアモンドペガサスの前期優勝が決まりました。

群馬がマジック1での対戦だったのですが、サンダーバーズが1ー0で勝利し、目前での胴上げは阻止することができましたが、優勝は2位新潟の試合結果待ちとなりました。

その日は試合後野球教室がありました。100人程の子供達に「プロ野球の優勝胴上げを目の前で見たいか?」と聞くと…みんな口を揃えてハイ!って。

ペガサスナインが城光寺球場で待機しています。秦監督に「優勝が決まったら野球教室を一時中断するから、グランドの真ん中で胴上げを、富山の子供達の目の前で見せてやって!」と…。
子供達は大喜びでした。

今週は必ずサンダーバーズの優勝を皆さんにお見せします(^-^)v